日本には現在自動車が約7800万台あり軽四が約3050万台も実動車として存在しています。そしてその稼働率は・・・2%~4%程度となって居ます。もちろん、軽四の稼働率の方が高いと推測されますが・・・平均で3%です。1台の自動車が出来てから廃車(10年10万キロと仮定)されるまで使われる総時間は推定で4000時間程度です。
全ての車を車間距離10mで道路に全部並べると日本中のあらゆる道路が全部車でいっぱいになってしまうのです。・・・トラフィックロック状態
故に地震時には絶対に車で避難しない方が良いという事になります。特に津波エリア
稼動4000時間とは一台の車が出来てから壊されるまでに10年間でたった166日しか使われていない計算になります。くるまって・・・こんな低度、程度のチープな商品なんですね・・・
世界中探したって軽四なんて・・・日本にしか無いのですから・・・日本よりどどっどビンボウ国でも道路の狭い国なんて山ほどあるのに軽四なんて買いません。売れません・・・それが世界の常識
そして稼働率を勘案して人が一生で使う金額が莫大に大きいのも自動車なんですね・・・住宅の約20倍も高価商品・・・それが車です。
そろそろ・・・人間と云う生き物が如何に愚かでも・・・こんなバカげたことにそろそろ気付くと思います。
人と云う生き物は・・・その生態上欲と云うエネルギーを持っています。五欲・・・この欲とはなんぞや???
簡単に言えば欲の本質は・・・人は自分に無いものを求める生き物の様です。
その無いものの最高峰は・・・女性としては・・・シンデレラの位置・・・なのかも知れません。
そして車で言えば・・・ベンツでしょうかね・・・ベンツとは最低でも1500万円以上(乗り出し1800万円~4000万円)のモノを指します。メーカー的なそれ以下の価格のベンツは・・・小ベンツ、または子ベンツ、孫ベンツ、ひい孫ベンツ・・・というのが正解の考え方です。簡単に言えば日本を走って居る1000台に1台しかないという事です。小ベンツでさえ100台の内1台程度です。
しかし私たちの住宅業界では・・・殆どの建て主が・・・・この1000台に1台のベンツを夢見てしまうのです。ベンツの値段と軽四の値段が正しく認識できていない不幸が起きて居ます。当然、その維持費はえらい差がある事になります。例えば軽四の税金は1年間で10800円なのにSベンツでは88000円程度になりますその差8倍以上です。税金と同じく保険から車検から燃費から点検から・・・同様にエライ差が出るのです。
それと同じく家でも・・・デカければデカいほど、オシャレであれば有るほど・・・その維持費は何倍もの差が出るのが普通です。果たして・・・普通の人にこの莫大な経費が毎年支払い出来るのか???フェラーリの憂鬱は豪邸の憂鬱と同じです。フェラーリを持つ人は100万、200万は金じゃない捨てても・・・ふぅ~~~んと軽く流せる人しか維持できません。家も同じです。
シンデレラになりたくて憧れて・・・運よく1000分の1以下の確率でもなれたとしても・・・決してテレビドラマや絵本の様に幸せになれる確率は限りなくゼロです。金と力のある王子様は・・・何人だって望めば女性を伴侶に出来るのが昔からの例外なき現実です。日本の王子様は・・・残念ながら金も力も無いので・・・シンデレラは・・・制約だらけでストレスに苦しみ心の病になっている現実を見てみましょう。
日本人は本当に・・・不思議な生き物です。
軽四で140㌔で走ってしまう生き物なのですから・・・(自殺願望?)
または・・・軽四で高速道路を悠然と80㌔で走行車線をキープレフトなんてくそくらえ・・・この道はわが道とばかりに走ってしまうのです。時は金なりが故に自動車先進国ではフリーウェーがあるのです。そもそも高速道路って何のために有るのでしょうか???早くが価値なのです。それを邪魔する事はもう経済原理さえ理解できなにお荷物人間です。もうこうなると・・・マナーも文化も他人様さへ・・・くそくらえ
そもそも自然界でその存在する原因を除いて”平等”なんて概念は無いのです。全ての人に平等な生命の存続する今と云う瞬間の1秒は・・・普通の人(大企業の正社員)は1.6円/秒(家建て世代の平均は1.0円/秒)ですが・・・世界最高クラスになると1秒間に231,000円/秒以上を稼ぎ出します。毎年の稼ぎでこれだけの差144375倍ありますから・・・その資産の差は・・・もう・・・ふーっというほどの差です。派遣社員や非正規雇用の場合はこの差は3倍以上に下方に拡大します。社会の構成要件たる納税額の差は・・・もう計算できないほどの差です。恐ろしい現実です。
でも1.6円の人間は231000円の人間と平等と心底信じ込んでいるのです。犬でも猫でもサルでも自分より強い者が来たら道を譲るのです。頭を垂れるのです。当たり前の事です。
軽四なんて最高速100㌔でリミットを設けないと超危険乗り物です、走る棺桶。出来れば昔の様に最高速は80㌔程度で追い越し車線走行禁止にしなければ超危険です。ちなみに私も軽四普通に乗って居ますが速い車がバックミラーに移ればすぐさま道を譲ります。そして・・・軽四では60㌔以上は絶対に出しません。もちろん高速道路なんて走りません、基本電車です。命が欲しいので・・・
何でも・・・設計基準が大事です。低レベルの基準をもとに設計すれば・・・それはその能力を低レベルで統一しないと危険です。家もそうです。家も日本では低レベルの基準が今も採用され続けて居ます。どんなものにも設計意図があり、その設計意図にはソフトとハードがあります。日本ではソフトはほぼゼロ、ハードも未だに安全目標値の65%程度です。なによりも・・・危険建物も安全建物もその建築場所は制限が無くぐちゃぐちゃに建てられていますから・・・設計士が心血注いで強固で安全な建物を建てたとしても・・・総合的なリスクに対する安全は・・・未確定という事です。つまり・・・うん・・・のみ・・・です。
悲しいけどこれが日本の現実です。
東京大学は世界ランキング46位 アジアランキング8位・・・って知って居ましたか???
このランキングが示す様に・・・本当の日本のあらゆる指標を勘案した総合ランキングは40位前後の国なのです。もうG7、G20は能力的に脱落で資格なしで有ります。
真の平等とは・・・持てる力を正確に判断し(親の七光り等の排除)序列を正しくつけると云うことです。
それにしても・・・この日本は間違った教育をどこまでやり続けるのか???心配でたまりません。