廊下側の部屋の採光
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名前: ぽち
投稿日: 2001年11月26日(月)18時48分39秒
はじめまして。
今マンションを探してまして毎日資料とにらめっこなのですが、
一つよく分からないことがあります。
よくある間取りでは、大抵外廊下側に洋室が二つありますが、採光って
どうなのでしょうか?
実際のマンションで見学したときに、同じマンション内で、
1つの物件(西側)は電気なしでは薄暗く、
もう1つは北側でも明るくて、何によって採光が決まるのかよく分かりませんでした。
青田買いだと図面や完成予想図しか見れませんが、どこに気を付ければ
採光が充分かそうでないか、分かるのでしょう?
アドバイス、宜しくお願い致します。
- 2
名前: REサンハウジング
投稿日: 2001年11月27日(火)10時02分52秒
ぽちさん、ご質問ありがとうございます。そうですね、ぽちさんのご指摘のとおりの間取りのマンションが殆どですね。北側の採光に付いて注意すること
北側の採光はどうしても反射光を如何に多く取り入れるかにかかっています。
1,マズ、第一に方位を正確に知ることです。建物が真南からずれている角度により北側に反射光が取れやすくなります。しかし、南側の部屋の採光の条件はその分悪くなります。
2,当該マンションの北側の建物との距離や外壁の色などにも大きく影響されます。
3,マンションの階数にも大きく作用されます。階数が高いほど上からの光の(反射波の)回り込みが多いので明るい傾向が有ります。
4,当該マンションの北側廊下の屋根のオーバーハング(出っ張り)や庇の形状にも大きく作用されます。
5,北側の部屋の窓の大きさにも大きく作用されます。防犯上の理由から北側は腰高の窓のケースが多いです。
6,その他、階段やエレベータースペースの側の部屋は外部へのアクセスは良好ですが反射光の廻り込みは少ないと思われます。
7,北側の廊下や庇の天井の色や仕上げの状態にも影響されます。ダーク色や暗い煉瓦等ですと反射光が少なく北側の部屋は暗く成りがちです。
8,北側の部屋の壁紙の色やカーテンの色にも注意が必要です。
何れにしても、弊社の不動産の購入のコツにもあるように不動産はその環境も含めて購入すると云うことですので、朝、昼、夜、晴れの日、雨の日、曇りの日、物件が有ればその物件を、建築中であればその現場の廻りをよく自分の肌で感じて下さい。刑事ドラマで良くある”現場百回”とまでは言いませんが何度も足を運ぶことが見えないものが見えてくるんです。一つの物件でそれをして幾度も経験を積むと他の物件では一度見るだけで大凡が推察出来るように成ります。頑張って下さい、ぽちさんが素晴らしいマンションを購入されてお幸せに成ることをお祈りしています。
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名前: ぽち
投稿日: 2001年11月28日(水)12時44分55秒
非常に詳しい解説、ありがとうございます!
単に北側にある云々だけでなく、周囲の環境や立地がほんとに大きく作用して
くるんですね。
確かにマンションを買おうと思い始めてから、近所や通りすがりのマンションも
じろじろとよく眺めるようになりました(笑)。しかしただ漫然と眺めているのと
上記のようなポイントを示して頂くのとでは見方が全然違ってきますね。
壁紙やカーテンなど、購入後も工夫できる点もあるようですし、今後も
色々参考にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。(そしてこれからも何かあったら
宜しくお願いします・・・)
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名前: REサンハウジング
投稿日: 2001年11月28日(水)16時31分18秒
ぽちさん、頑張って下さいね!!そして、どんなに小さな事でも結構ですからドンドン相談して下さい。”ありがとう”って言葉、元気の源みたいですね。町中にありがとうって言葉があふれかえる様な国になると素晴らしいですね。私も微力ながらがんばりまぁ〜す。
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