融資実行前に本人が死亡交通事故をおこしてしまった。融資は?
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 名前: 古泉
 投稿日: 2002年05月21日(火)18時34分11秒 
 小さな工務店の資金回収を担当しています。
 本日施主が死亡交通事故をおこし、逮捕と言うニュースを見てご相談申し上げます。
 建物はすでに引渡し済みです。
 明日、金融機関が施主宅に出向いて、
 融資金実行のための書類にサインをもらうことになっていました。
 ところがこの事故です。
 TV、新聞にも名前が出てしまいました。
 昼のニュースを見て、驚いて金融機関に実行を状況を確認した時点では、
 金融機関側はこの事実は知っていませんでした。
 金融機関の言うことには、
 この事故で施主が退職と言うことになれば融資は出来ないと言うことです。
 金融機関の抵当権は20日の時点で確認されています。
 果たしてこの融資の行方について、どのような展開が予想されるでしょうか?
 また、当社としては資金の回収について最善の方法はどのようなものがあるでしょうか?
 ちなみに確約書はもらっています。
 
 
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 名前: REサンハウジング
 投稿日: 2002年05月23日(木)14時39分39秒 
 古泉さん、ご質問ありがとうございます。私も27年このお仕事やってますが今回の様なケースは有りませんでした。銀行は融資の前提条件が変われば・・・また、返済見込みが立たないと判断した時点で融資をストップするでしょうね、施工工務店としては融資を前提とした資金回収見込みでしょうから・・・・難しい問題でしょうね。業務上過失致死となりますから刑法上は最長で5年の実刑ですね、また、死亡に伴う民事訴訟にも加害者は支払いの可能性が(保険で満額対応出来なければ)有ります。家を工事代金の肩代わりとして差し押さえるしか無いかもしれませんね???
 
 
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 名前: 古泉
 投稿日: 2002年05月25日(土)20時27分54秒 
 回答ありがとうございました。
 金融機関としては、
 とりあえず本人の処遇が見極められるまでは融資は凍結、
 ということです。
 結果が出るまでにはある程度の時間がかかることが予想されますので
 その間当社としては資金が寝ることになります。
 
 「もし融資が得られなかった場合はどうするか、
 本人と話し合っておかれた方が良いでしょう」 と
 金融機関のアドバイスを得ましたが、問題は鍵を渡してしまっていることです。
 施主は借家住まいで24・25日にかけて引っ越すことになっていましたので、
 22日の時点で既に、施主自身の手でカーテンが取り付けてしまわれていました。
 最悪の場合は現物を代物返済と言うことで取り戻し、
 転売して回収することになるかと思います。
 その様な展開を予想して、建物の状態を保つために鍵を
 せめて融資の行方が判明するまでは返してもらいたいと思いますが、
 内金が当社に入っている場合、
 鍵の返却を求めることは非常識なことでしょうか?
 
 
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 名前: REサンハウジング
 投稿日: 2002年05月27日(月)09時33分09秒 
 土地の名義は如何なっているでしょうか?また、正式な引き渡しは完了しているのでしょうか?それにより対応は微妙に異なって来ますが・・・・ご本人様又は、その正式な代理人(多分弁護士さんが付いているでしょうから)と良くお話合いをして下さい。工務店としては代金が回収不能の可能性が大なわけですから鍵の返還は当然の要求と思います。
 
 
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