立ち退き要求をしています。

1 名前: としゆき 投稿日: 2002年09月05日(木)05時33分59秒

はじめまして。一通り拝見しましたが、同じ内容の問題が無かったので相談に乗ってください。
18年前に父が亡くなり、(私15歳)当時経営していた自動車修理会社の活動を変更し、土地建物の管理運営を主に活動(母が)して来ました。
18年前に中古車展示場だった土地を、そのまま中古車業者と公証人役場で賃貸借契約を結びました。(当時家賃20万、現在家賃22万)
父が亡くなった時から、私は、必ず父の後を次いで自動車屋をやる。と明言していた為、母(今も健在です。)が、その土地の契約時に、いずれこの土地で
息子が自動車屋を再建するので、その時はすぐに明け渡すように、と、2ヶ月前の予告で契約解除できるように契約書に書き込んで貰いました。
私は、父の会社を再建するべく、機械科の高校に進み、自動車整備学校に進み、自動車経営学校を卒業し、カ−ディラ−へ就職し、整備4年、営業を6年勤め、
平成13年8月に、12月末で土地を明け渡すように会社社長に伝えました。(貸している期間中何度も社長に会い、いずれ会社をやることも、勤め先の事も話し済み)
急な話なので、代替地が見つからないから1年待ってくれ。との事で、仕方なく1年待ちました。14年4月にも明け渡しを促しましたが逆に1千万を要求されました。
この時、同じ通りのガソリンスタンドが店を閉め、競売に出ていました。(私は後から知ったのですが。)社長はここを狙っているような事を言っていましたが、
8月になってもそのGSは改装をしているように見えないので、相手社長に電話したところ、競売なのにこう言いました。GSの持ち主の家まで行って値段交渉
してたんだけど、裁判所に競売のため出かけたら一週間前に誰かに落札されてしまってだめだった。などと言い放った。(?を付けると読みずらいので)
ちなみに、この閉鎖して競売に掛かっている物件(この通りの閉鎖しているGSは上り10qも下り3q(それ以上行くと他県)もここ一軒だけ)の持ち主は私の
親戚で、毎年お盆に家に線香を上げに来てくれる間柄です。知ってか知らずか(知らないんでしょうけど)こんな事続けてもこちらが生きていけないし・・・。
14年8月5日、らちがあかないので、配達証明郵便(平成14年8月末に明け渡す内容)を、送りました。7月の時点で私は、会社へ辞表を提出しています。

2 名前: としゆき 投稿日: 2002年09月05日(木)06時03分00秒

14年8月25日、相手社長から私の携帯電話に電話をしてきて”弁護士に聞いたら2千万は硬
いって言われてね。大人の話をしましょうよ。などと言われました。
8月29日、市の無料法律相談へ行きましたが、どうも先生が、他の方々の所で書いて
いらっしゃるように、金儲け弁護士みたいで、大した話も無く終ってしまいました。
9月2日、調停を申請する為の書類を裁判所から頂いてきました。これから記入する
所です。 が、当然2千万なんて支払うつもりはありません。(そんなお金ないし)
でも、結果的に、幾らかは払わなくてはならなくなるのだと、弁護士さんは言って
いました。早く終らせたいならお金掛けるしかないね。お金掛けないなら時間掛け
るしかないよね。 ま- 1年は掛かるだろうけど。と弁護士先生は、おっしゃって
おられました。 折り合いが付かなければ、当然裁判になるのでしょうけど、もし
そうなったら、その時弁護士さんにお願いしようと思っています。
 この後、どうしたら良いでしょうか。やはり、根気良く良心的な弁護士さんを探
すしか無いのでしょうか。 又、何か気付いた点など有れば、アドバイス下さい。
長文で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

3 名前: REサンハウジング 投稿日: 2002年09月05日(木)11時47分30秒

としゆきさん、ご質問ありがとうございます。立ち退き要求で一番強いのは自ら(同居の家族を含めて)使う為に立ち退いて頂くのが一番強い要求です。すでに賃借人はそこで商売を18年もしているわけですから営業権が発生をしています。この権利を幾らにカウントするかと云うことになります。同じ地域で同じ商売をするわけですからお互いの利益になるように話し合うしか無いようです。また、話し合いが付かない場合には裁判所に判断をして頂くしか有りません。まず、良心的で有能な弁護士(ホントにホントに非常に少ない(涙))を縁故、地縁、全ての情報を駆使して探し出して下さい。弁護士も民事に強い弁護士、刑事に強い弁護士、それぞれの分野でも強い(よく勉強している)弱いが有りますので要注意です。また、弁護士選定が終わったらこの件の争い事に近い判例を全て検索してコピーして頂いてとしゆきさん自ら良く読んで、判決の予測をして下さい。
日本の裁判は判例主義を取っていますのでそう大きな違いは出ないのが現実です。とにかく弁護士任せにしない事です。弁護士は法律アドバイザー兼事務手続き代行業位に思って下さい。有能な弁護士は本当に多くの事件を担当していますので個別の事件に時間や労力を沢山かける事は出来ない現実が有ります。したがって依頼人が猛勉強しているとそれに劣ってはいけないと真剣になって下さる現実が有ります。それから判例を、相手方に見せて懐柔するのも一つの選択肢ですねむやみに争っても弁護士が儲かるだけと云うことも有ります。
それから、弁護士を頼むときに見積もりを頂く様にして下さい。弁護士は嫌がるでしょうがとても重要なことです。最初に、裁判前の和解で幾ら、第一審で幾ら、第二審で幾ら、最高裁で幾らと経費を含めて算出をお願いしてみて下さい。これは、弁護士はプライドの高い人種ですので下手に下手にとにかく下手に出て(生活が出来なくて死んじゃう?位の事を言って)算出をお願いして、値段もまけてもらって下さい。あまり値切り過ぎるとやる気を失いますので加減を間違えないように・・・・・
日本は”キッパリ、低開発国”ですから正義もお金でねじ曲げられてしまう現実が有ります。(本当に悲しいけど・・・)ご自分が勉強してご自分で権利を確保するしか無いのです。頑張って下さい。

4 名前: としゆき 投稿日: 2002年09月06日(金)05時24分11秒

有難うございます。時間は有りませんが(もう9月ですから)、出来る限りの勉強をしてみて判断し、最終的にどうするか決めて行きたいと思います。結果をまた報告いたします。
有難うございました。

5 名前: としゆき 投稿日: 2002年09月07日(土)07時43分27秒

色々と調べてみましたが、結論から言うと諦めました。
今のまま裁判まで行くと、結果的に明け渡しが旨く行っても、代償があまりにも大きすぎる事が判りました。相手の請求に近い額がほぼ確実のようです。それに、相当の期間を要する事もわかりました。私には、それ程大金もありませんし、それ程時間もありません。人情に訴えても、そんな事で動く人間でもない事も判っています。
だからその場所で会社をやる事はしばらくの間諦めて(と言うよりも時期を待つ)、別の所で会社を開く事に致しました。
そこで、家賃を、上げてもらう方向に切り替えて行こうと思います(幸い家賃を上げる事には賛成してくれています。)が、先ずは適正な家賃はどのように算出すれば良いのでしょうか。(現在の家賃¥220.000、課税地積515.95u、固定資産税¥44.500、都市計画税¥95.300、国道6号線上り斜線側交差点角地です。)
そして、将来にわたって必ず土地を明け渡してもらう様な賃貸借契約(定期賃貸借契約)に、切り替えて行くにはどうしたら良いですか。10年でも、15年掛けてでも明け渡してもらいたいのです。(その場所でないと私にとって本当は意味が無いんです。)
良きアドバイスを、宜しくお願いいたします。


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