2025年11月17日

日本人は”いきなり飢える”事になるのが地球沸騰化の本質

気候変動に関する世界最大の会議、2025年11月10日から21日まで開催の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)が開幕した。世界190を超える国と地域の代表者がブラジル北部ベレンに集まり、2週間にわたって具体的な温暖化対策を話し合う。

トランプ政権はCOP30に高官級の代表団を派遣していない。トランプ氏は1月にパリ協定からの離脱を宣言して以来、気候対策から手を引く姿勢を通してきた。トランプ氏は9月、国連での演説で気候変動を「史上最大の詐欺」と呼んだ。日本もトランプに忖度して首相は参加見送り。

さらにアホトラの悪質なのは、国連の事務総長をアホトラの息のかかった人間にして、国連の国連気候変動枠組み条約第31回以降の締約国会議を骨抜きにする計画(環境会議の消滅)を立てているとの事である。

「沈む寸前の型古のかつての豪華客船ニッポン号」——快適さを手放せないまま、進路は“地獄の震源”へ
日本という国は、もしかすると世界でもっとも静かに沈没しようとしている“快適な難破船”なのかもしれません。

思い起こせば今夏の7月の平均気温は+2.89℃と統計開始以来の最高。これで3年連続の記録更新です。でも大丈夫、冷房があるから。東京が43℃になっても、冬が夏日になっても、心配はしてません。なぜなら「今、快適」だから。

でも、本当に怖いのは暑さだけじゃないのです。極寒にもなりますし、気象の振れ幅が全てに於いて大きくなるのが温暖化、沸騰化の本質なのです。

青森県の「陸奥湾ホタテ・95〜100%近く死んでいる…」ホタテ大量死したニュースが有り、今度は広島近辺3県で全国生産量の81%を占めるカキが4〜5割の大量へい死だそうです。何れも温暖化による海水温の上昇が原因!

温暖化・沸騰化の恐ろしい所は・・・上記の様な生き物の”生存閾値(テッピングポイント・tipping point)を超えた瞬間”に起きるいきなりの大量死(絶滅)なのです。これは全ての生き物に共通する事ですからね!甘く見てはなりませんよ!。徐々には対応できてもいきなりには対応不可能⇒飢える

これは全地球的に起きている事ですから・・”無ければ輸入すれば良い!”・・は不可能になります。そして極少になった食料をアホのミクスから続く右翼おばさんの仕掛けた円安で日本は確実に競争相手に買い負ける事も確実な事ですよ!

日本人の場合、地球沸騰化対策など全く出来て居なくて、その足元、実はずっと前から崩れかけていたことに気づいている人は、どれほどいるでしょうか?

水道管は50年前のまま、橋もトンネルもひび割れたまま放置。この先20年間で上下水道ダケでも約▼90兆円なんて修理改修費用が必要だと云う試算も公的機関から出ています。これら▼90兆円にさらに橋やトンネル等の改修費用(1年間で約▼6兆円必要・20年分で▼120兆円)も加算されます。合計でこの先20年で▼210兆円)なのに「見て見ぬふり」どころか、「見ても何もしない」という新境地に到達した日本社会。国土強靭化なんて言葉は聞こえは立派ですが、現実は“国土脆弱化”のまま加速中です。

そして忘れてはいけないのが、“確実に来る”と専門家が口を揃える大災害。南海トラフ4連動地震。首都直下地震。どちらも「100年に一度」ではなく、「数十年以内に高確率で発生」と明言されています。「発生するかもしれない」ではなく、「来るのは決まっている」。違うのは“いつか”だけ。

けれど、私たちは今日も災害対策をサボり続けています。非常食の賞味期限は切れ、防災袋は奥の物置の奥に眠ったまま。ハザードマップは配られても読まれず、避難訓練は年に一度の“儀式”。そして政治は、見事なまでに「何もしない力」を発揮してくれます。

理由?「予算がない」から。

でも、その予算もいよいよ尽きかけています。国の借金は1415兆円を超え、すでにGDPの2.3倍以上。これは主要国でも断トツ。そして災害が現実になれば、復旧・復興費用がその財政を一気に崩壊させる可能性があるのです。

たとえば南海トラフ地震が発生した場合、被害は国公表の5倍となる経済被害は▼1241兆円、資産被害は▼225兆円で、合計▼1466兆円!とも言われています。国家予算13年分が一瞬で吹き飛ぶ規模。首都直下地震では、経済被害が▼1063兆円、資産被害が▼47兆円、合計▼1110兆円それが「同時多発」で起きれば?想像もしたくない未来が、すぐそこにあります。合計で▼2576兆円、国家予算の23年分が吹き飛ぶ!

さらに輪をかけて不安なのが、“沸騰する地球”。石川県の輪島では7月の降水量がたった1%。米どころ北陸も干上がり、今後は「新米の予約が抽選制」なんて冗談も現実になるかもしれません。

気温は上がり、水は減り、電気は逼迫し、インフラは劣化し、巨大地震は確実に迫っている。それでも日本は今日も、“エアコンと楽天ポイント”に守られている気分で過ごしています。まるで沈みかけた豪華客船の上で、最後のバイキングを楽しんでいるようです。

しかし、本当にヤバいのは、船が沈みかけていることではありません。それに誰も気づこうとしないこと。そして、気づいていても「何も変えない」という選択を、集団として受け入れてしまっていること。

ある日、地震が起きたとき。電力が止まり、水が出なくなり、通信が途絶え、避難所がパンクする。でも政治は「できることは全力でやっています」、テレビは「感動の復旧ストーリー」、SNSは「#日本がんばれ」。その時、私たちはようやく理解するのかもしれません。

災害は全部同時期に延々と続く国難、命の危険を日本人に確実にもたらします!「これは天災ではなく、人災だったんだ」と。

けれど、それに気づいても、失った命と時間は戻ってこないのです。だから今こそ必要なのは、「行動のスイッチ」。それはエアコンのリモコンではありません。政府や誰かを責める前に、自分で押すべきボタン。社会が腐るのは、誰かのせいじゃなく、みんなが“慣れたこと”をやめなかったせいだから。

沈没船はまだ完全に沈んではいません。でも、確実にtipping point越えで瞬間に沈没します。今が“最後の甲板”かもしれません。

貴方は家族全員の救命胴衣をチャンと確保出来ていますか?乗るべき救助船の手配は出来ていますか?

”日本以外”では新技術が開発され、ドンドン進化し実用化中”

トンチンカン!トヨトミ自動車がフルモデルチェンジ期間を従来の7年間から9年間に2年延ばし、アレ?リーンとやらが開発したSDVのソフト課金で、儲けるビジネスモデルに変換するとの報道が本日の日本忖度新聞に載って居ましたね!

3カ月ひと昔の今の時代に、なんとも時代感覚が全く無い!トンチンカンな話です。ふぅ〜〜〜会長様が自分が投資した資金を損する?からと(普通は思われて)引き上げる様なAI力最低のアレ?リーンとやらが極少の投資額でチンタラ開発したSDVのソフトに時代価値が有るのでしょうかね???∞・・まぁ〜何をしようが他人様の会社ですからご自由にとしか私は言えませんが・・

でも、そんなやりたい放題の王様支配の会社で働く社員さんや下請けさんの未来が心配になりますよ!

さて、中国激安【ミニバンEV最前線】158万円から買えるってマジ!?/日本メーカも手が出せない、ミニバン最強のコスパ実現/『Wuling Starlight 730』ICE仕様-158〜182万円(173馬力)、PHEV-225万円、BEV-238万円(193馬力)満充電500q・L4910-W1850-H1770o 6〜7人乗り、以下詳細サイト

https://youtu.be/lIvbtk-0I18

日本で大普及の日本メーカーの儲け頭の日本国内のICEミニバンの普及帯の価格は中国製の2倍以上の 324〜421 万円なんて事になって居ます。アルファード新車価格 510.0〜1480.0万円 全長4995x全幅1850x全高1935〜1945mmに対応する豪華ミニバンもアルファードよりさらに大きく豪華でも中国製では1/2〜1/3の価格となって居ます。

さらに”日本以外”では新しい技術が開発され、ドンドン進化し実用化”されて行っています。その一つが2025年末よりCATLが発売予定としているナトリウムイオン電池(NIB)ですね!

ナトリウムイオン電池(NIB)メリットとデメリット・・以下の@〜Eの性能をLFP電池との差を示す。

@ エネルギー密度(セル)・・✖10%程度低い
A サイクル寿命・・・・・・・◎2倍前後長い
B 低温性能・・・・・・・・・◎非常に優れる(-40℃で90%超の容量維持)
C 急速充電・・・・・・・・・◎3〜5倍程度高性能
D 安全性・・・・・・・・・・◎極めて高い(低熱暴走リスク、0ボルト輸送可能)
E コスト(パック、$/kWh)・ ✖10%程高くLFPに負けている!しかし、コストパリティ(価格同等性)に近づきつつあり、原材料の豊富さから長期的な低コスト化への道筋が明確。

NIBのメリットは資源が豊富に存在する点に尽きる。地球の地殻中に0.002%しか存在しないといわれるリチウムや、コンゴが埋蔵量の半分!供給量の7割(過半は中国企業が独占)を占めるといわれるコバルトと較べると、ナトリウムはそれこそ無尽蔵に入手できる資源である。

リチウムイオン電他(NIB)は、およそ0℃から45℃までが使用可能な温度域、ナトリウムイオン電池はマイナス20℃から90℃の間で使用可能。寒冷地の性能低下や急速充電の熱ダレ問題や高温暴走火事は激減するだろう。

ナトリウムイオン電池(NIB)充電スピードの速さ一般的なリチウムイオン電池の5倍程度のスピードといわれ、高性能な充電設備を使わなくても普通の急速充電による80%充電なら10〜15分以下程度で完了する。高性能な充電設備なら5分以下?の可能性大

原材料コストが安いことが挙げられる。リチウム、コバルトといったレアメタルと較べ、海水中に豊富にあるナトリウムのコストは比較にならないほど廉価である。

ナトリウムイオン電池(NIB)のデメリットを挙げると、やはりエネルギー密度の低さ。リチウムLFPイオン電池の現状10%減、NMC三元系電池の30%減、同容量を確保しようとすると、最大1.2〜1.5倍程度の大きさになる。

また、重量の点でも不利である。ナトリウムの原子量はリチウムの3倍、イオン体積で2倍となるため、小型軽量性が必須条件となる携帯電話やドローンの電力源としては不向きかもしれない。

EV用ナトリウムイオン電池(NIB)は、すでに中国のCATLが2025年4月に発表、2025年末より製造開始。注目すべきはエネルギー密度で175W/s、発表値では中国のCATLとリチウムイオン電池の90%近い数値をマークしている。中国のCATLは175W/sをLFP蓄電池と同等の200W/s迄高める事を目指している。

2025年時点の量産コストは、0.4〜0.5元/Wh(約55〜70ドル/kWh)と推定される。経済的な目標は、約50ドル/kWhのLFPパックコストを下回ることであり、これが市場での競争力を左右する。

生産規模の拡大に伴い、コストは2〜3年以内に0.3元/Wh(約42ドル/kWh)まで低下し、LFPと同等かそれ以下の水準に達すると予測されている 。長期的な予測では、セルコストは2028年までに40ドル/kWhまで下がる可能性が示されている。

製造上のシナジー: ナトリウムイオン電池(NIB)は、既存のリチウムイオン電池の製造ラインを最小限の改修で転用できるため、新規工場への設備投資を大幅に削減し、迅速な生産規模の拡大を可能にする。

日本ではトヨタが研究開発作業を進めている最中。EV用ではないが、日本電気硝子が全固体型ナトリウムイオン電池の実用化に成功。しかしBEV用には、技術的にも価格的にもまだ使えない。

ナトリュームイオン電池(NIB)の欠点が下記の2つですが時間と共に解決される事は間違いないと思います。

@ エネルギー密度(セル)・・✖10%程度低い
E コスト(パック、$/kWh)・ ✖10%程高くLFPに負けている!

@の問題はアンボックスドプロセス工法や製造革命等々で電池以外の車両重量を10%以上軽くする事が出来れば解決する問題ですし、充電インフラの拡充と共に、ナトリュームイオン電池(NIB)の充電スピードが従来電池より3〜5倍程度高性能故に満充電当たりに必要な航続距離も短くする事が可能です。つまり、充電インフラが拡充され充電速度が早ければ蓄電池を多く搭載しなくても全く困らない事になります。

E コスト問題は、生産量が増えれば増える程安くなる事は間違いありませんから、解決は確実です。特にテスラなどが普及させている発電量を平準化させるメガパック等の大規模発電施設にはナトリュームイオン電池(NIB)はA サイクル寿命従来電池より◎2倍前後長い特性上最有力となるのでしょう。

さらに、1日当たりの走行距離の少ないラストワンマイルの小型モビリティー用としての採用も、コスト問題が解決出来れば、最適となり今後爆増する事になるのでしょう。

何れにしても後3年もすれば蓄電池技術は驀進して「低コスト+高性能」が普通となり、この進歩はドンドン加速するでしょう。その時に果たして従来の高くて不便で複雑で故障等の維持費が高く環境に最悪なガソリン車なんて必要でしょうかね!

(NIB)蓄電池+製造革命(工場その物がロボット)+⇒AGI(2027〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)で時代スピードは爆速で加速度を付けて居ます。@「AI-BEV=安くて便利で快適で安全で環境に良い!」方や日本の自動車メーカーの作る A「ICE車HV等=高くて不便で不快で危険で環境に最悪」

もう答えは出ていますよね!アホな日本人はAが良いと洗脳されていますから、困ったモノですね!

イーロンマスクなどは”自動車の時代を終わらせる”と宣言をしている。AI時代(今)2026年末のエマージェントアビリティー越えの爆発進化⇒AGI(2027〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)時代を考えれば、自動車の時代は5〜10年以内に終わる事が容易に推定可能である。

このAGI以上のプラットフォームは全ての産業、AGI以上の恐ろしさは、”AGIが自ら思考する”と云う天と地ほどの差である。全ての人間生活のプラットフォームになる恐ろしさを日本人ダケが知らない。

貴方は世界最先端の第一次情報がチャンと取れていて、チャンと正しく解析出来ていますか?

みさごの眼でしっかり視ると、不思議すぎる日本人

信仰牧場ニッポン ― 神と家畜の幸福度55位

日本という国は、先進国の皮を被った巨大な人畜牧場だ。そこでは国民は家畜であり、牧場主はごくごく一部の代々続く上級国民の長であり、そして代々続く世襲の政治屋や代々続く大企業の創業家社長は神にも等しい存在として崇められる。つまり「信仰家畜」が織りなす奇妙な宗教国家、それがニッポンである。

本来、宗教とは魂を救済するものであるはずだ。だがこの国の宗教は、借金と労働と我慢の苦痛を神聖化し無痛に錯覚することにある。洗脳で契約した住宅ローン35年〜50年を「家庭円満の儀式」と信じ、人生でたったの5%しか使わない車に6000万円の生涯コストをかけることを壮大な無駄とも思わず「社会人の洗礼」と受け入れる。

日本人で結婚して幸せを感じるのは3割以下だ!さらに3割は諦め、残りの4割は憎しみ合いの夫婦の末離別⇒子もろとも大不幸・経済苦「これが現世修行なのだ」と諦める。しかも本来助け合う家族でも現実は崩壊状態にあり、この日本では殺人事件の過半が親族殺人である。65歳以上の殺人事件では、その割合は7割にも及ぶ。

幸福度が世界55位でも、「神が与えた試練だから」と言い聞かせる。つまり不幸があまりに日常化して、「不幸こそ神聖」になってしまったのだ。

牧場主たる政治屋は、その構造をよく知っている。彼らは代々世襲される「神官」だ。祖父が神殿(議席)を築き、父がその祭壇を磨き、息子が跡を継ぐ。選挙は民主主義の祭りではなく「信者が神官を選ぶ宗教行事」。血統書付きの神官が当選し、牛たちは「ありがたや」と頭を垂れる。

そして神官と癒着するのは、企業という「祭具商人」だ。莫大な献金を捧げれば、神官は規制という祝詞を唱えて市場を守る。家畜たちは高い電気代、ガソリン代、税金という「賽銭」を納め続ける。自分たちの乳と肉と命を差し出しながら、「ありがたい」と拝むのだから、宗教としては完成度が高い。

この国では、政治屋は神官であり強欲牧場主。しかも多くは代々続く“世襲神官牧場主”。祖父の代から牛舎を受け継ぎ、父の代でエサ場を整え、息子がまた牧場主になる。票田は放牧地、支持者はエサをもらう牛。国民は「お上の血筋」に従順で、血統書付きの牧場主を選んでしまう。選挙とは民主主義の祭典ではなく、「どの牧場に飼われるか」を決める牛の群れの儀式です。

しかもこの牧場主たちは、企業という巨大飼料メーカーと手を組んでいる。企業は資金という“配合飼料”を提供し、牧場主は規制や税制という“牧柵”で牛を囲い込む。牛たちは少しずつ搾乳され、肉となり、命を削られる。それでも「ありがたい」と頭を垂れる。なんと家畜として優秀なのでしょう。

さらに驚くべきは、国民と云う家畜の6割以上が「生活が苦しい」と答えているのに、「変化」を嫌うことです。普通の牛なら柵を壊そうとするはずですが、日本の牛は違う。苦しくても「我慢が美徳」と言い聞かせる。幸福度が世界55位でも「比べるのは良くない」と慰める。

再度申し上げる、結婚しても幸せを感じる人が3割以下でも、「そんなものだ」と諦める。ローンに縛られても、生涯クルマ費用6000万円の車コストに人生の可処分所得の全てを差し出しても、「これが人生」と納得する。まさに“家畜のプロ”です。しかも95%使わない鉄の塊に”愛車”と称して”愛”を感じると云う不思議な洗脳がまん延している。

恐ろしいのは、この牧場宗教の教義が「変化してはいけない」ということだ。6割以上が「生活が苦しい」と答えても、家畜たちは「神の御心」と受け入れる。柵の中が狭くても「外はもっと危険だろう」と信じ込む。鎖につながれながら「自由は不安だからいらない」と唱える。まさに“信仰家畜”だ。

さらに恐ろしいのは、この搾取され続ける家畜が・・牧場主をより偉い(上位者と云う勘違い)と勘違いしている精神病をDNAの中に持っている。

ムヒカは「リーダーは国民と同じ生活をすべきだ」と語った。だが日本の神官は、牛舎とは別の宮殿に住み、贅沢な神饌を食す。牛たちは粗末な飼料を食べながら、「でも神官様もご苦労があるのだろう」と勝手に同情する。宗教的服従とはここまで徹底できるのか、と世界が驚くほどの盲信ぶりだ。

借金にしてもそうだ。国家の借金は1400兆円を超えているが、「未来の子牛が何とかしてくれる」と誰も疑わない。親牛たちは「子孫に徳を積むための修行だ」と正当化し、子牛は生まれながらに「原罪=国の借金」を背負う。この宗教の最大の奇跡は、罪の継承を「美徳」と言い換えてしまったことだろう。

結局、日本とは「信仰によって支配される牧場」である。政治屋は牧場主であり神官、企業は祭具商人、そして国民は信仰家畜。幸福度55位でも、結婚に幸せを見いだせなくても、ローンに縛られても、「これも御心」と受け入れる。世界から見れば、これはもはや喜劇ではなく、カルト宗教の集団儀式にしか映らない。

「日本人は本当に幸せなのか?」――答えはこうだ。
幸せかどうかを考えることすら許されない宗教体系の中で、今日も信仰家畜は飼料を食み、搾乳され、祭壇に命を捧げている。

そして、最後の救いすらない。なぜならこの宗教には「救済」が存在しないからだ。あるのは「現世の我慢」と「来世への借金」だけ。皮肉どころか、絶望的な笑いしか残らない。

日本人の近代史を徹底的に研究すればするほど・・・日本人とは不思議な民族である。幸せとは真逆の事を好む不思議な民族である。・・この本質を知り、日々、思考や感覚を正しくもたないと、ほぼ幸せな人生は獲得できない。

「普通に生きる=不幸せ」・・・である。

2025年11月16日

圧倒的な差

高級車セグメントも圧倒的な技術力の差!オールドエコノミ―企業の劣後が良く理解出来るサイト一覧である。貴方も、現在の正しい認識の為に以下のサイトを詳細にご覧ください。

ロールスロイス・ファントム 6000〜7000万円くらい
メルセデス・マイバッハ S 680 3500万円くらい
ベントレー・フライングスパー 3000〜3600万円くらい
メルセデスベンツSクラス     2000万円前後
   
★Maextro S800価格は708,000元から1,018,000元 1400万円〜2000万円前後

Huawei Maextro S800・・・ベンツSクラスの4倍も中国では売れている高級車・・以下詳細サイト

https://intensive911.com/other-car-brands/chinese-car-brand/332900

https://www.youtube.com/shorts/TE_85w0UdxI

https://www.youtube.com/watch?v=wlaZWRXgB_I

https://www.instagram.com/reel/DOrr4FAgLKw/

ちなみにLS500h EXECUTIVE駆動:2WD FR/乗車定員:5名 V型6気筒 3.5L 価格1800万円前後

https://lexus.jp/models/ls/

貴方はこの現実をどう受け止めますか!!!

日本の大企業は全てに於いて中国のニューエコノミー企業に劣後してしまって居ます。今後、この影響は色濃くなっていく事は間違いなさそうですね!さぁ〜どうする!

日本人は安全より金、未来の繁栄より今の金、が大事

埼玉圏央道 トラックなど5台の事故・軽自動車と乗用車(クラウンレベルの大型セダン)がトラックの間に挟まれる形になった。当時は工事中の1車線で渋滞中だったという。死亡2人。トラックとトラックに挟まった軽自動車の長さは1/4になり、上部はトラックの荷台で全破壊され、普通乗用車はの長さは1/2迄に潰されて原型を留めない!以下詳細サイト

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000466073.html

上記映像を見る限り追突した中型トラックの運転席は殆ど変形をしていない事から衝突スピードは、それほど高速では無い事が推定される。

こんな全長が1/4になる軽四に日本人の40%が乗る。そして1/2になる日本車(クラウンレベルの大型セダン)に日本人の55%が乗っている事を放置している。私の趣味(膨大な研究レベル)にリアル事故写真の収集と車名特定と事故解析があるが・・欧州車は中国車の殆どはこんな埼玉圏央道の潰れた状態にはならない。テスラなど78mの垂直の崖から墜落しても乗員は全員無事であった。

このテスラは自殺であるからもうスピードでがけから墜落した事を考えると、着地点のスピードは、恐ろしい程のスピードになっていた事だろう。

高さ78 mから落下すると自由落下による鉛直速度は約 39.10 m/s(約 141 km/h)に達します。そこに水平の初速があると、速度はベクトル和で大きくなり、衝突時の運動エネルギーは数百万ジュール(MJ単位)。人や車にとって致命的・破壊的な大きさです。さらに自殺動機だから初速を80qと考えても墜落時のスピードは220q/hを超えている。

78mの垂直の崖から墜落では日本車なら1メートルの鉄の塊になって居る事だろう。

何度も申し上げるが日本車の衝突安全テストスピードは30〜55q/h(世界も同等)でしかされていない!フリーウェーの有る欧州やクルマを見る目のある欧州人は、安全性に強い関心が有るので、欧州メーカーは基準以上の高安全性設計がなされている。日本車は利益第一であり、日本車は安く無いと売れないので安全性は超チープ。

中国車の多くはこのテスラの安全性を基準に考えられて設計されている様だ!多くの衝突写真や実験映像から色濃く推定される。

それにしても大事な事を軽視する日本人!!!は恐ろしい!AI最遅国ニッポンの未来!日本企業の時代遅れの醜すぎる自動車のデザインでも”超カッコイイ”を連発する日本人のネット空間!Cd値さえ発表出来ない環境に最悪デザイン(原理原則無視)

あるところに「改革が大の苦手」な島国がありました。国民は40年前迄は、まじめで、働くことに誇りを持っていましたが最近はスマホ中毒、ゲーム中毒で殆ど働いたふりしかしていません。けれどもその国には奇妙な習性がありました。

世界で新しい技術が生まれても、まずは横目で眺め、「本当に大丈夫かな」と首をかしげる。隣の国がすでに使いこなして経済を伸ばしていても、「いや、うちは慎重主義だから」と言い訳をして、腰を上げるのはいつも最後。しかし、世の中がそれを受け入れると見極めると・・・ドドドドdっと真似をして”カイゼン”と云う姑息な手段でコピーだけは上手い!そして下請けぶっ叩いて安くする事も超得意!

この国の人々は、かつて「少子高齢化で人手不足になる」と信じていました。しかし10年も経たないうちに、街には仕事を失った人々があふれました。原因はAI。世界では、AIエージェントが言葉一つでプログラムを組める「コーディングエージェント」が普及、AIが自律的に資料を作り、商談をシミュレーションする時代が始まっていたのです。

AI時代の今では、日本の姑息な大企業が真似る時間が無い3カ月ひと昔!を理解出来て居ない!もう”真似コンジ”ビジネスモデルは通用しない時代である。ゼロスタートから新車が9カ月で発表出来る時代である。先が霞む様な超巨大な工場が荒地から10カ月で生産開始する時代である。イーロンマスクはAI工場その物いが弊社のAI製品その物であると宣言している。

アメリカの大学では、AIがコーディングをこなすために新卒エンジニアの採用が減った(アメリカの平均失業率が4.2%前後なのに大卒の若者の失業率は2倍の9.2%)と話題になっていました。一方、日本では逆のことが起きていました。大手IT企業は新人教育で「なるべくAIにコードを書かせなさい」と指導するようになったのです。もう日本以外ではコードを書く程度のIT技術者の仕事は99%AIに代替えされています。

ところがその裏で、経験豊富なプログラマーの中途採用は大幅に削減されました。つまり「AIに慣れ、使いこなして新たな価値を見つけられる頭の柔らかい可能性が有る若者だけを残して、実力中高年は静かに押し出す」という構図です。表向きは人手不足、実態は隠れた失業。

さらに人間そっくり、全く見分けつかないAI俳優まで出現しました。コマーシャル1本どころかドラマ1本、映画1本!出演者全部がAI俳優でOKの時代が到来しました。このAI俳優、アドリブまでこなすとの事です。

さらにAI革命は、ただの便利な道具では終わりませんでした。蒸気機関の時代、機械は人間の筋力を代替しました。しかしAIは、人間の頭脳を超える力(現在ニューロン数は人間の1000倍)を持ちます。特に「AGI(汎用人工知能)人間の1万倍以上のニューロン数」が姿を現せば、人間ができるほとんどのタスクをこなせるようになります。ヒントン博士が「5〜20年でAIが人間を超える」と語ったのは2023年のこと。しかしその期間がドンドン前倒しされ、そして2027年にAGIが出現する、という予測も現実味を帯びていました。

けれども日本の政治家や役所はのんきでした。「AIで失業なんて、産業革命のときも大丈夫だったじゃないか」と言うのです。確かに織機が登場したころは職人が職を失いましたが、その後に新しい職業が生まれました。だがAIは違います。織機は人間の代わりに布を織りましたが、激安大量の布の活用は人間の仕事でした。しかし、AIは活用迄行う事をします。人間そのものの頭脳を代替しようとしています。職を失った人が新しい仕事に移ろうとしても、そこにはすでにヒューマノイドAGIが座っているのです。

その結果、この国では「平均的な労働者」が一番割を食いました。仕事はあるのに、人間ではなくAIに任されたからです。わずかに残った仕事は「AIをどう活用するかを指示する役割」でした。つまり「発想力+ディレクション力」を持つ人材だけが生き残ったのです。単純にAIを使えるだけの人材は淘汰されるリスクがあります。

平和の時代には埋もれていた能力・今後のAI時代ではASDの人(特定のことにこだわり高い集中力を発揮する傾向がある人々)やADHDの人がさらに活躍する事が可能になります。以下AI時代で無くとも有名なADSの人

イチロー
米津玄師
島崎遥香
スーザン・ボイル
スティーブ・ジョブズ
イーロン・マスク

織田信長⇒アスペルガー症候群
レオナルド・ダヴィンチ⇒アスペルガー症候群
トーマス・エジソン⇒ADHD(注意欠陥・多動性障害)
アルバート・アインシュタイン⇒アスペルガー症候群
モーツァルト⇒ADHD(注意欠陥・多動性障害)、アスペルガー症候群

生き残る鍵は「不満や不便を敏感に捉え、新しい解決策を生み出す力」であり、それがビジネスパーソンの価値になります。その発想力+ディレクション力の基礎となるのが私が何時も貴方にお伝えする「真なる学び」「第一原理思考」しか無いのです。

「発想力+ディレクション力」を持つ人材らはAIを駆使して数十人分〜数百人分の成果を出し、企業から厚遇されました。一方、発想力+ディレクション力を持たない人々は、AIに仕事を奪われて路頭に迷いました。

当然ながら、国民の間でベーシックインカム(生活保護+)の議論が巻き起こりました。「みんながAI時代のスーパーディレクターになれるわけじゃない。最低限の所得保障が必要だ」と。しかし、改革嫌いの国にとって制度の大転換は重い宿題でした。50年余も先送りし積み上げ続けた天文学的な借金が足かせとなり!金が無い!金が無い!連呼の議論ばかりで結論は出ず、その間にも世界はドンドン先に進んでいきました。

かつて産業革命期には「大分岐」が起きました。機械を大胆に導入した欧米諸国は急成長し、導入の遅れたアジア・アフリカ諸国との格差は決定的になりました。同じことがAIでも繰り返されつつあります。AI先進国は年々成長率を高め、後進国は取り残される。AIを導入しなかった国は、世界の舞台で再び「二流」に転落していきました。

その文化のリトマス試験紙が・・・「ICE車は永遠」・・と「ICE車は時代の役目を終えた」・・の2つのどちらを選択する人かどうかで判断可能です。

もちろん、この国では多くの人々は「ICE車は永遠」だ!とAI時代に向かう事に抵抗しました。まさに時代は韻を踏んで繰り返すの通り、先の産業革命の”ラッダイト運動”と同じですね!以下詳細

https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h28/hakusho/h29/html/n1131c02.html

山ほど居るアメリカのラストベルトの負け組が生み出した自身も反知性主義者のアホトラ大統領とアホトラの政策とも丸被りですね!反知性主義者は自らを含めて社会を大混乱させド衰退させる例外無き歴史が有る様です。まさに民主主義の最大の落とし穴です。

世界のAI進化の現実は「国家予算を遥かに上回る程の2030年迄に7兆ドル(1070兆円)と云う巨大データセンターを幾つも幾つも建設し、世界的なAI研究者を呼び寄せ、教育を変えなければ」と驀進中、1070兆円の殆どはアメリカと中国に投資されている。現在アメリカと中国のAIレベルは同等となって居ます。

しかし、日本は何時も金が無い!人が無い!の議論がぐるぐる回り、強烈な痛みを覚悟して改革する声が国全体の方針になる前に、時代の歯車は取返し不可能な程に大きく回ってしまったのです。

そして今日も、あるところの島国の人々は言います。「お腹を空かしながらやっぱり慎重に行動するのが一番だ!オらが村の代々の村長さんが中国なんぞに負けるわけはなかんべ」と。けれども慎重さ(思考力ゼロ)が裏返って、世界最遅のAI後進国へと自らを導いたことには、まだ気づいていないのかもしれません。

まぁ〜3年後どうなるか!みて見ましょう!

一人負けの理由は?貴方は何だと思いますか?

正しくデーターを認識する必要が日本人には有る。もう日本は先進国と呼ぶには、不適当な低労働生産性の国に落ちぶれた事を日本人は正しく認識して、世界で唯一の、こんな落ちぶれた国にしてしまったリーダーを取り換えない限りドンドン、その地位は低下し続けて行く事だろう。

以下が、全ての物事を考える為の日本を基準とした比較の為の前提データである。

2024年 名目GDP比較(日本=1.0基準)

順位 国名 名目GDP(百万US$) 日本比(倍率)人口比率
1 🇺🇸 アメリカ  29,298,025  7.29倍  約 2.77 倍・防衛費165兆円・日本の14倍
2 🇨🇳 中国    18,749,759  4.66倍  約 11.49 倍
3 🇩🇪 ドイツ    4,684,182  1.17倍  約 0.68 倍
4 🇯🇵 日本    4,019,382  1.00倍    1.00 倍(基準)防衛費約9兆円⇒12兆円
5 🇮🇳 インド    3,909,892  0.97倍    約 11.38 倍
6 🇬🇧 イギリス  3,644,636  0.91倍    約 0.55 倍
7 🇫🇷 フランス  3,160,902  0.79倍    約 0.55 倍
8 🇮🇹 イタリア   2,372,059  0.59倍    約 0.49 倍
9 🇨🇦 カナダ    2,243,637  0.56倍    約 0.31 倍
10 🇧🇷 ブラジル  2,179,413  0.54倍    約 1.72 倍
11 🇷🇺 ロシア    2,173,225  0.54倍    約 1.18 倍
12 🇰🇷 韓国       1,875,388  0.47倍    約 0.42 倍

📊 日本の現実的認識ポイント

2024年、日本の時間当たり労働生産性はOECD加盟38カ国中29位。世界幸福度をランキング「世界幸福度報告書2025年版」で、日本は前年から4ランク下がって55位

アメリカ経済規模は日本の約7.3倍。中国は約4.7倍と依然として強大。ドイツは僅かに日本を上回る1.17倍。インドはもうすぐ日本を追い抜く水準(0.97倍)。韓国は日本の半分弱(約47%)の経済規模。

★日本は昭和の遺産で食いつなぐ事約35年、すでに遺産など食いつくして未来の子供達の人生を担保に借金を積み上げ続けて来た、国の借金が▼1415兆円、企業(殆どが中小零細企業)の借金が▼1369兆円、市民の借金が398兆円、合計▼3182兆円にもお呼ぶ。以下データー元の日銀資金循環速報

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf

0.3%の大企業がため込む利益の合計を示す「内部留保」について、2024年度末時点で637兆円あまりとなり、13年連続で過去最高を更新・・日本国内でもアメリカに負けない様な極少の勝ち組、殆どの負け組の超格差が拡大をしている。

是非、今の10年物金利が1.7%が世界の普通の国々の様に3〜5%に上昇した時の金利を計算して、自覚してその時の日本をイメージして見てくださいね!さぁ〜、どうなるか?見てみよう、考えて見よう!

超低金利でも、今のこんなとてつもない日本人の6〜7割にも及ぶ生活苦を感じる国にしてしまった稼業としての中身全く無い世襲政治屋が日本人は大好きだと来たのだから・・もう、日本人の頭の中はお花畑を通り越してクルクルパーなのだろう。

そして、右翼おばさん政権は、さらに日本にジャブジャブマネーで非効率な官製投資をすると云うのだからもう笑っちゃうを通り越して・・・日本人やめたくなっちゃうレベルである。

今後、日本の世界の地位は下がり続けて、信用も下がり、円の価値も下がり、円安、物価高、金利高が確実に訪れるだろう。もちろん、景気は良くならない、貧乏人から搾取する強欲商業主義がさらに加速するだろう。

適正循環無しに持続性などあり得ない!

こんな糞リーダーが日本を支配する国!怒りが湧いてこない若者は、愛と云う感情さえ消えているのだろう。目の前の五欲だけで生きる”餓鬼”国民に落ちぶれている事が日本の悲しき現実なのだろう。

注:「餓鬼のような人」とは仏教用語

「食べ物を餓鬼のようにむさぼり食う」とか、子どもをののしって、「この餓鬼め」と使われる、この「餓鬼」という言葉は、『仏教辞典』によると「生前の強欲や嫉妬、物惜しみといった悪行」者の末路

美化してはならない!正しいファクトデーターで正しく思考し真実を認識する事がとても大事ですね!世界で唯一それが出来ない民族が・・▼▼▼人ですね!

貴方は何人ですか??

2025年11月15日

未来リスク世界最大の日本で、リスリテラシー皆無の不思議

中学生以下の頭脳レベルに笑っちゃう!・・・を通り超して痛すぎて泣けてしまう。

■政策だけがインフレし、国の未来だけがデフレしていく国で

最近の高市政権を見ていると、経済政策が“大胆”というより“暴騰”している。いや、正確には政策だけがインフレし、未来への期待だけがデフレしている。これ、経済学でいう 「政府の時間非整合性」 ってやつで、論文では散々「破綻の前兆」と指摘されてきたんだが、現場の政治家には届いてないらしい。

ま、そりゃそうか。届いていたら、今みたいに財政支出が常にフルアクセルになるわけがない。

■国民8割が“未来軽視”。政治家はそれを丁寧に汲み取る

よく学者は政府だけを責めるが、実は国民側も問題でね。最高評価ランクのQ1論文でもよく出るけど、人間は本能的に 「現在バイアス」 を持ってて、未来より今日の便益を優先するようにできている。

日本はその傾向がとくに強く、調査では 国民の8割が「将来より今の生活安定」 を最優先にする。そりゃ政治家もバラマキ方向に合わせるよね。需要と供給のマッチングとしては完全に“市場効率的”だ。

ただし、未来の効率性は完全に無視されるが。

■高市政権の“政策暴騰”は市場的には予測可能だった

それにしても、最近の金利の上がり方ね。長期金利が1.7%超なんて、日本の金融市場では“静かなパニック”だよ。円安も同時進行だから、海外投資家はまさに論文にある「サイレント・ラン(静かな資金逃避)」 を実行してる。

これ、AER(アメリカ経済学レビュー)でよく出てくる話なんだが、「政策の信頼性が落ちると、金利と通貨が同時に逆方向へ動く」って、ほぼ教科書通りの反応。高市政権の“浮ついた発言”が増えるほど市場は冷静になり、そして冷静な投資家ほど、静かに日本を売る。

■政府主導の成長戦略が失敗するのは、もはや「科学的事実」

最近は『政府主導で半導体産業を再興!』というノリだが、国際経済学の論文では 「政府が勝てる産業を選べる確率は50%以下」 と何度も示されている。つまり、コイントス並み。

九州のTSMCも北海道のラピダスも、成功はしない!日本にメリットは極少!なぜか?日本国内企業に最先端半導体を必要とする技術レベルが有る”日本企業が皆無”だからである。仮に日本の半導体需要に合わせて汎用品を作ろうともコスト的に日本国内製は高くて経済合理性に合わないだろう。

政府がどんなに力んでも、高市首相が勇ましく吠えても、やるのは企業であり、それができる企業が日本にいないから、戦略的分野は、アメリカと中国の企業に支配されているのである。

しかも世界の半導体投資は兆円単位どころじゃない。米国は企業単体で10兆円を投じるところなど山ほどある、米国など国家全体としたら年間数百兆円規模の投資である。日本政府は「国家プロジェクト」でようやく1兆円台。規模の経済が違いすぎて勝負にならない。

政府に見える未来とリスクは、民間企業にも見えるはずであり、民間企業がそのリスクを取らないのは、リスクをとっても利益が得られないと予想されるからであり、無謀に突っ込めば倒産してしまうからである。どれだけ借金が膨らんでも気にしない高市政権なら、倒産しても気にしないかもしれないが

だから税金投入しても、成果が出る前に世界市場の基準が更新され、結局、国民が“撤退コスト”を払うことになる。これ、論文では 「政策ラグ(遅延)」 と呼ばれ、政治主導型投資の失敗パターンとして有名なやつ。

■ブレーンの「方向転換できない問題」は、行動経済学で完全に説明できる

高市首相のブレーンがド素人の日本人の高支持率8割超で妄信し“自分たちこそ正しい”と思い込んで突っ走る。これも行動経済学でよく言われる 「確証バイアス」 と 「エスカレーション・オブ・コミットメント」 の典型例。

一度選んだ政策を「間違ってた」と言えず、むしろ追加の支出で正当化しようとする。

つまり、損切りができない政治。一般投資家なら破産コースだが、政府は未来に先送りする事で破産しないので続けられてしまう。問題はその損失を肩代わりさせられる国民側だ。

■未来軽視の国で、若者の未来だけが軽くない問題

気がつけば、この国は“返す当てのない借金”を、与党も野党も肩を組んで積み上げるという、仲の良さだけは世界トップ級の国になってしまった。まるで「どうせ返すのは自分たちじゃないし」という、昭和の町内会のツケ回し文化を国家規模でやっているようなものだ。将来世代に押しつけられる勘定書は、もはや紙では収まらずロール紙レベルである。

国の借金はGDP比で250%超。先進国でここまで膨らんだ国は見たことがないが、当の国民の8割は「まぁなんとかなるっしょ」の精神である。もはや“打ち上げ花火の下で寝転ぶ平和ボケ”というより、“火薬庫でバーベキュー大会をして酔いつぶれてスヤスヤ眠る熟睡大国”だ。

■政治家が未来を見ないのはまだ分かる。問題は国民まで見ないこと

政治家は選挙が仕事。未来より“次の選挙”を優先するのは職業病(稼業)と言えなくもない。ここまでは政治屋稼業の強欲政治家がする事と考えれば、まあ理解できる。しかし問題は、その「目先優先のゲーム」に国民の8割が参加していることだ。・・まさに「タコの自分の足食い状態」である。

・増税を嫌がる
・社会保障の見直しも嫌がる
・歳出削減も嫌がる
・でも「未来の財政危機は嫌だ」と言う!

いやいや、未来の危機を避けるための“何か”は必要なんですよ、と。「痩せたい、でも食べたい、運動はイヤ」みたいな思春期の願望を、国家が丸ごと背負っているのが今の日本だ。

■若者こそ“最大の債務者”。だが無自覚のまま搾取される

財政赤字って、誰が払うと思う?おじさんたちはもう寿命的に払いきれない。結局は若者たちが 「未来という名の債権」 を強制的に引き受け人生が過酷すぎる事になる。

今後は日本は、強烈な痛みを受け入れない限り、信用度がドンドン落ちて行き、「円安・インフレ・金利高」に行くしかない、莫大な借金は国民が過酷なインフレ税で強制的に支払う事になる。

日本では、これからの赤ちゃんが生まれたときにはゼロでは無く莫大なマイナスから出発するわけだ。

論文的にはこれを 「世代間不均衡」 という。そして日本はOECDの中でも突出して深刻。政府は毎年何十兆円も借金を積み上げ、すでに借金は▼1415兆円越え、極少の若者はその請求書を“将来税”として払う未来がほぼ確定。

にもかかわらず、若者の多くは政治の中身に無関心、SNS等で仕掛けられた雰囲気・空気感で行動する。だから政治家は安心して未来を担保に今日の票を買う。

最悪の均衡状態が完成している。

■おじさんの私の最後のボヤキ・人生を搾取される気の毒な自分にさえ気付かない若者の頭脳レベルが心配

高市政権の政策暴騰は、経済学的には“予測可能な失敗”なんだよ。金融市場の反乱も、政府の過剰介入も、ブレーンの暴走も、国民の未来軽視も――全部、論文で「こうなる」と書かれている。

でも現実の日本は、それをなぞりながら落ちていく。

若者には本当に申し訳ない。君たちの未来を“今日の支持率”に交換し続けてしまっている。おじさんは、せめてこう言うしかない。

「未来を安売りしすぎだよ、日本は。このままだと、誰も買い手どころか売りてもいなくなるよ。」

経済合理性に唯一背を向ける不思議な国が世界に1つ

今後の電気自動車の専門機関の普及予測を見ると・・この予測の多くは外れる事になるだろう。伸びしろがとてつもなく大きいAI-BEVは・・既に中国ではBEV価格がICE車と同等又は下回っている状態であり、今後もBEV価格は下がり続ける事が予測される。予測は前倒しされ普及率は伸びる事になると私は予測をしている。

その理由は、蓄電池価格の低下!そしてアンボックスド・プロセス工法に見られる様な製造工程の半減〜1/3低下とレアース等の希少金属を使わない高性能・低価格磁石の開発である。

世は地球温暖化に伴う異常気象の災害や社会の高コスト化の深刻度は、今後もドンドン高まる事が確実に予測される。さらにエネルギーを莫大に必要とするAIデーターセンターも不可欠となり、エネルギーの効率利用は、人類の生存戦略そのものである。

そのキーテクノロジーの1つが・・以下の蓄電池である。現在の主な蓄電池は下記の4種類である。

1.▼LMO(リチウムマンガン酸化物)バッテリー・・・今では全く使用されていない最悪蓄電池

初代日産リーフ(ZE0型)に搭載されたバッテリーはLMO(マンガン系)で、優れた点は安全性(火災無し)しかし、急速に劣化する欠点有り。

注:リーフの呪い!⇒初期モデルのバッテリー性能:特に24kWhや30kWhの初期モデルでは、新車から2〜3年でバッテリーの劣化が顕著になり、走行可能距離が短くなるケースが多く報告され、下取りが激減、リーフから乗り換えが出来なくなった事(呪われたクルマ)を指す!

初期型のEVリーフのバッテリー容量は24kwhでカタログ航続距離は228km(実走160q程度)、しかし、数年でバッテリー劣化で100kmも走れない個体多発。これが13年後の今の今でも電気自動車の寿命についての誤ったイメージ⇒「電気自動車は使えない」を形成している原因の一つです。

2. NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)バッテリー(現在は高密度に優れるので高馬力用)

次に、現行の日産リーフ(ZE1型)にはNMC(ニッケル・マンガン・コバルト)バッテリーが搭載されており、これは多くのBEVに使用されています。このバッテリーの最大の利点はバランスの取れた性能です。LMOバッテリーと比べると寿命が改善され、エネルギー密度も向上し、より長い距離を走行できるようになりました。しかし、コバルトなどのレアメタルの使用に関する環境的な懸念から、コバルトフリーのバッテリー開発が進行中です。

3. NCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)バッテリー

次に、主にテスラ社のモデルSやXに使用されているのがNCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)です。これは高いパフォーマンス性能を追求するテスラの要求に応え、ニッケルを主成分とすることでエネルギー密度を高めたバッテリーです。

これがテスラ車が市販車最高水準の航続距離を実現している理由の一つです。弱点はコバルトの使用に伴うコストと環境面、そして安全性の観点で問題がある点です。現在は4680型(ニッケル90%、マンガン5%、コバルト5%)負極活物質にシリコンを含有した黒鉛(グラファイト)を採用し進化している。

4. LFPバッテリー(現在は価格と安全性に優れるが低密度なので普及車タイプに多用されている)

最後に、2021年以降のテスラモデル3、YのRWD、そしてBYDとここ最近多くのEVに使われているのがLFP(リン酸鉄系)バッテリーです。現在、多くのバッテリーサプライヤーがLFPの研究開発を進めています。このバッテリーはコスト面(コバルトフリー)と供給の安定性において優れており、さらに高い安全性能を誇ります。

ただし、エネルギー密度が上記 3. NCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)バッテリー比較的低いため、このバッテリーが搭載されたEVと同じ航続距離を実現するにはより大容量のLFPバッテリーを搭載する必要⇒車重が重くなります。この問題が解決されるのも時間の問題と思われます。

5.今後も2025年末より実用化されるナトリームイオン電池を始めとする多くの新型蓄電池も開発されつつある。大規模発電所からの送電ロス50%なんて事は壮大な無駄であり、夜間発電の無駄も壮大である。この途轍もない無駄を解決するのも、蓄電池となる。

6.時代は確実に「グリーンエネルギー化+蓄電池活用」しか無い!この分野で世界一の国は中国である。すでに蓄電池技術はブッチギリの世界第一位!、そしてグリーンエネルギーの現在の中国は1年で300基の原子力発電所に相当する規模の再生可能エネルギーを追加している程に爆速で普及をしている。以下詳細サイト!

https://japan.storm.mg/articles/1081007

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92486670Q5A111C2TCR000/

A 全てのバッテリーに共通する自己放電とは

@ バッテリーは使っていなくても自然に電気が減る「自己放電」がある。
A 大昔からの鉛酸バッテリー:ひと月で約4〜8%減少。長く乗らないと「バッテリー上がり」の原因。
B リチウムイオンバッテリー:ひと月で約1〜5%減少。自己放電は少なく、容量も大きいため急に使えなくなる心配は少ない。
C ニッケル水素バッテリー:自己放電が多く、ひと月で30%に及ぶこともあり、EVには不向き。

B EVと補器用バッテリー

@ EVでも補機専用の12Vの鉛酸バッテリーを使っており、待機電力(オートロックや盗難防止装置など)により消耗する。
A 車種によっては駆動用リチウムイオンバッテリーから鉛酸バッテリーに補充電できる仕組みを持つものもある。
B この機能がないEVでは、長期間放置すると鉛酸バッテリーが上がり、起動できなくなる恐れがある。

C バッテリーの劣化と充電方法

@ 鉛酸バッテリー:満充電を保つことが望ましい。
A リチウムイオンバッテリー:NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)バッテリー満充電を避け、80%程度を目安に充電すると長もちしやすい。ただし出発前に満充電にするのは問題ない。
B LFPバッテリーは満充電でも劣化はしない。
C 急速充電を繰り返すよりも、200Vの普通充電でゆっくり充電する方が劣化を防げる。
D ニッケル水素バッテリーは「メモリー効果」があり、使い切ってから充電しないと性能が落ちやすい。
E リチウムイオンはこの影響を受けず、残量にかかわらずこまめに充電しても大丈夫。

D 長期間駐車時の注意点

@ リチウムイオンは自己放電が少ないが、待機電力の分だけ少しずつ減る。
A 長期保管の目安は「充電80%程度」で止めるのが理想。
B 空に近い(20%以下)の状態で放置すると劣化が進むので避けた方がよい。
C 「満充電にせず、空にもせず」がバッテリーを長持ちさせるコツ。

日常的に心がけるのはシンプルで、「200Vでの普通充電を習慣にし、残量を20〜80%の間で保つこと」。これだけでEVバッテリーは安心して長く使えるのです。

★もう現在の中国製特にBYDやCATLのLFPバッテリーの性能は爆上がりで「油電同速」のスローガンの元に開発したものが新プラットフォーム「スーパーeプラットフォーム(Super e-Platform)」1秒2km分充電、5分の充電で約400q分(蓄電池特性で充電量が増えると充電スピードは落ちる)の走行距離を稼げる!

★耐久性も30万q走行は普通となり40万qでも10%減程度にまでと・・普通使用には全く問題なく、車両寿命と蓄電池寿命が同等に迄なっている。さらに蓄電池寿命100万qなんて商品まで中国では開発されている。

日本は A.充電インフラと B.充電インフラの性能と C.日本製BEVの性能がA〜C全てに於いて中国最先端の1/3〜1/8しかないので、日本では”BEVは使えない”と云う事になっているダケである。

★そもそも論としてノルウェーやフィンランド等に寒い地域でBEVの普及率が9割なんて事になって居るのは、BEV性能が高い事が原因では無い!寒冷地ではBEV性能が2〜3割も低下するのに高普及率の理由は、ICE車用のエンジンブロックヒーターがほぼ全ての駐車場に必須だった事から、BEV充電インフラが充足している故である。超低性能の日本製のBEVが、それなりに売れている世界で唯一の地域が北欧である。

悲しいかな日本の現実を見ると・・確実に衰退の方程式から1歩も出ない状態である。資源らしい資源が全く無い日本は、技術や哲学で負けたら、何で今後飯を食うのだろうかね?貧しくても、安全に”食う・寝る・遊ぶ”が出来るフェーズを知恵を使い先取りする事が不可欠な様である。

貴方の準備は大丈夫ですか?

2025年11月14日

人間の細胞にも自然に備わるアポトーシス機能が暴走中

「改革という名の静かな安楽死」

ついに日本に初の女性首相が誕生した。ニュースは連日「歴史的快挙」と賑わって、借金爆増の円安物価高となったアホノミクスと同じような、さらなるジャブジャブ財政出動派の右翼おばさんであるが支持率は80%と超高支持率をたたき出している。その裏で交わされた“政治取引”の方が、よほど歴史的だったかもしれない。自民党と維新の連立。その条件は「比例代表の50議席削減」だった。さらに党首が逮捕されたNHK党の議員迄数合わせで取り込んだ!

なるほど、50議席削減「身を切る改革」は耳ざわりがいい。しかし、よく考えるとそれは“民意を削る”ことでもある。削った議席の分だけ、地方の声や少数派の息づかいが消えていく。だが、この国では「改革」と名がつけば、どんな痛みも美徳になる。まるで、政治版“自己責任社会”だ。

日本の選挙制度は「小選挙区+比例代表制」。比例代表は、死票を減らし多様な民意を救う役割を担う。しかし今、その小さな声を切り捨てようとしている。もし本当に50議席が減れば、公明党や共産党は約25%の議席を失い、新興政党は生き残れない。だが、こうした変化を「合理的」と評する人もいる。理由は“経済成長”だ。

実は、91カ国・32年間のデータを分析した研究によると、選挙制度の「比例度」と経済成長には奇妙な関係があるという。民意を正確に反映しすぎる国ほど、経済成長率が低い。逆に、多少歪んでいても決断が早い国ほど、成長率が高いのだ。まさに「話し合いすぎると、景気は冷める」。日本の政党の得票率と議席率のズレ(不公平さ)を数字で表した指標ギャラガー指数は8.9。民意をよく反映する“模範生”だが、その分だけ経済は低体温。なるほど、民主主義は健康的すぎても代謝が落ちるらしい。

ならば比例削減は、経済的には“延命治療”なのかもしれない。議席を減らして、政治のフットワークを軽くする。決められない国が、ようやく「決める国」へ――そんな理屈が成り立つ。だが、問題はそこに「誰が決めるのか」が置き去りになっていることだ。

日本の政治は、いまや“官僚の指示待ち内閣”と“世論の顔色伺い政党”の二人三脚。大胆な改革と言いつつ、改革の中身は「少し減らす」「慎重に検討」「できる範囲で」「検討会議設立⇒会議自然消滅の先送り」ばかり。これでは、政治というより“調整業”である。議員を減らしても、会議の数は減らない。書類の印鑑も減らない。結局、削られるのは「責任の所在」だけなのだ。

だが、それでも国民はどこかで納得してしまう。「しょうがないよね」と。景気も悪い、物価も上がる、税金も重い。それでも「女性首相誕生」で少し気持ちが明るくなる。まるで、冬のこたつに入ってテレビを眺めるような安堵感。寒い現実を忘れるために、少しだけ暖を取る。

そう考えると、いまの日本政治は“ぬるま湯のままの静かな安楽死”に見えてくる。派手な革命もない。血のにじむ改革もない。ただ、じわりと熱が下がり、気づけば動けなくなっている。まさに、糖質依存症の重度の糖尿病の透析患者の様ですね!

比例削減とは、民意の代謝を少しずつ止めていく処方箋かもしれない。民主主義は、あまりに完璧であっても、現実には動かなくなる。だが、だからといって不完全さを装う政治を許していいのだろうか。

「民意か、成長か」。そんな二者択一を迫る時点で、すでに政治の想像力は貧しくなっている。改革とは、本来どちらかを捨てることではなく、両立の道を探す営みのはずだ。

それでも日本は今日も「合意形成」という名の眠りにつく。政治家たちは「国民の理解を得ながら」と繰り返し、国民は「どうせ変わらない」とつぶやく。そうしてゆっくりと、誰も責任を取らない国が完成していく。

 ――改革という名のもとに――深堀思考が不能な反知性主義国民が5割超える国の”改革”は確実に自死・アポトーシスに向かうと云う原理原則が有ります!これに歴史上1度たりとも例外はありません。

日本もとてつもなく・・恐ろしい国になったと思いますね・・・貴方はどう思いますか?

2025年11月13日

第一優先順位が”命”にならない強欲商業主義

「走る棺桶」と日本的妄信的安心の方程式

日本人ほど「命を安売りする天才」はいない。1930年から1946年にかけて、国家ぐるみで国民の命を1銭五厘(現在の85円相当)の消耗品(約370万人の無駄死に)にした16年間は、まるで「人体実験の時代」だった。そして残念ながら、そのおぞましい負のDNAは現代にも見事に受け継がれている。違うのは、竹やり突撃から「走る棺桶」への進化くらいだろう。

トヨトミの決算を見てみよう。2025年度、日本での販売割合は21.2%なのに、利益は65.6%。翌四半期もほぼ同じで、1/5の日本市場から全体利益の2/3を稼ぎ出す。要するに「海外ではカツカツ、日本人からは3倍もむしり取る」という体質だ。世界中では儲からないのに、中身スカスカの商品でも日本人だけはありがたく財布を開けてくれる。しかも「世界一のグローバル企業」と自画自賛する。これをブラックジョークと呼ばずして何と呼ぶのか。

そして、その商品が「命を預ける車」だからさらに笑えない。Euro NCAPの2025年衝突安全テストを覗いてみると、140万円の中国製BYDシーガルが堂々の5スター。大人の乗員安全82%。230万円のNIO「firefly」は驚異の96%。ところがトヨトミの最新BEVアホンタンドクルーザー(430万〜570万円!)は4スターで乗員安全77%。3倍の値段で安全性は2割も劣化。イメージでごまかす「高級棺桶」と言った方が正しい。こんなの反知性主義の思考停止の今の日本人にしか売れないであろう。

走る棺桶に乗せられながら「やっぱり日本車は安心だね」と言えるのは、世界広しといえど日本人くらいだろう。しかも、試験条件は正面衝突64q、側面50q、ポール衝突32qという低速設定。本来の事故はその数倍の速度で起こるのに、それでも日本車は最高点を取れない。「命軽視の証明書」を自ら提出しているようなものだ。

設計者や経営陣がライバル車の高安全水準を知らないはずはない。知ったうえで「チープな安全性でも、日本車ブランド信仰の日本人なら買う」と判断した結果が、チープな4スターで500万円という商品なのだ。つまり、日本市場は「人体実験用のモルモット牧場」なのだ。命の軽視を承知で売り、妄信バカが買う。これぞ日本的共犯関係である。

ではなぜこんな商品がまかり通るのか? 答えは簡単。日本人は「命より日本ブランドを信じる」からだ。走る棺桶に乗せられながら「やっぱり日本車は安心だね」と言える民族。安全性を数値で比較せず、空気感で安心を感じる。「世界に誇る日本品質!」という昭和の幻覚を共有している間は、誰も真実に気づかない。これ以上都合のいい消費者は世界に存在しない。

よく考えてみれば、この構造は車に限らない。政治も同じ。嘘をついても、裏金ジャブジャブでもカルト教団とズブズブでも開き直れば人気は維持できる。社会保障の穴も「未来の子供が払えばいい」と先送り。確実な大災害も老朽化したインフラも、少子高齢化も全部借金で知らん顔、全部次世代送り。「命より今(欲)が大事」という思想が社会の隅々まで行き渡っている。

こんな現実を見せられても日本の未来(若者の未来)を破壊する可能性がとてつもなく高い、今の右翼政権の支持率18〜39歳で80%を見れば、日本人と云う生き物は私には理解不能である。

愛国心とは何か? 同胞の命を守ること? いや、日本流では「同胞の命を安く使い倒すこと」らしい。命の軽視こそが、日本の最先端技術であり、唯一の歴史的にも普遍的価値なのかもしれない。

だから未来の子供たちに残されるのは、安全な社会でも豊かな暮らしでもない。「走る棺桶」と「国の借金」と「悪慣れのDNA」「自然災害で破壊されつくした日本国土」。日本人の本当の伝統文化は、能や茶道ではなく「悪慣れ問題先送り」なのだ。

そして最後にこう叫んでみよう。「命を軽視して何が悪い!ムダ金 3倍払って死ぬのも美徳だ!」そう、日本は今日も安全神話を信じながら、笑いながら!80年前と同じようにバンザイと叫びながら死へとドライブしているのだろう。まさに・・歴史は韻を踏んで繰り返す!自衛隊を軍隊に戻す様だ!

2025年11月12日

『社長室の冬』日本のオールドメディアの”大嘘の状態化”

『社長室の冬』は、堂場瞬一による日本の経済小説。小説は2017年4月にWOWOW連続ドラマW枠で「社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-」としてテレビドラマ化された。

伝統ある巨大新聞社が時代の流れに取り残され経営不振となり外資へ“身売り”を画策するという衝撃的なストーリーで“メディアのあり方”を問う本格社会派ドラマで、主演の三上博史氏が迫力ある演技をしている。

日本のオールドメディアの”大嘘の状態化”に警鐘を鳴らす・・まるで日本社会のノンフィクションドラマの様相である。日本の国民無視の既得権益の村社会談合が色濃く描かれている。

「鶏が先か卵が先か?」の議論が日本国を堕落させる構図は・・日本の近代史その物である。

教育が壊れ⇒愚民化⇒ポピュリズム政治屋⇒ポピュリズム政治屋に取込む強欲企業家⇒悪政⇒過剰な商業主義⇒拝金主義⇒搾取の為に国民扇動⇒反知性主義の蔓延⇒村社社会の権益確保⇒下級国民の洗脳教育⇒教育が壊れ⇒・・・・と延々と”鶏が先か卵が先か”のぐるぐる回りになるのが・・日本社会そのものである。

まさに私が本ブログで何時もご紹介する書籍⇒日本人必読の書!!!

「そしてメディアは日本を戦争に導いた」著:半藤一利 著:保阪正康・・・以下本書の解説

昭和史の大家ふたりが、破局に突き進んだ「昭和の大転換期の真相」を明らかにした対談。タブー視され部分的にしか語られることのなかったジャーナリズムと国民自身の戦争責任について、真正面から取り上げている。

そして昭和の歴史を振り返るだけでなく、時代状況が驚くほど似てきた現在へ警鐘を鳴らす。昭和初期、新聞は軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽(あお)った。日露戦争時の「戦争に協力すると新聞が売れる」という教訓にしたがい、先頭に立って太鼓を鳴らし、日本を戦争へ導いたのである。しばらくは軍部に抵抗していた雑誌ジャーナリズムも同様の道をたどることとなった。

国民の側も、5.15事件はじめテロを「義挙」として賞賛し、国連脱退を熱狂的に支持するなど、ひとりよがりな「正義」にとりつかれ冷静さを失っていった。言論人、文化人も狂騒状態に陥り、国際的孤立を歓迎した。ジャーナリズムのミスリードから、付和雷同しやすい民族性もあり、国民全体がなだれをうって破局への道を選択したのである。

当時のこうした時代状況に、“現在”は驚くほど似ている。近現代史の「四〇年周期説」(37ページ)でいっても現在は、昭和初期に当たる。憲法改正の動き、ヘイトスピーチなどに見られる、極右政党の台頭、多くの若者の右傾化、新たな形での言論弾圧・テロなど、危険な兆候も増えてきた。にもかかわらず、あまりにも歴史を知らず危機感のないジャーナリストはじめ国民に対して、いちばん大事な「昭和史の教訓」をわかりやすく説いたのが本書である。

★日本人なら何度も何度も読み込み・・世界で日本人ダケが持つ”負のDNA”の存在を理解して、メディアリテラシーを高め、確実に到来するであろう、1930〜1945年に類似する近未来を生き残る為の準備が不可欠です。

「生きる価値は、どれだけ多くの時間笑ったかで決まる」

人として普通に生きる事が贅沢と呼ばれる日本に日本人はしてしまった。「笑って生きたいだけなのに、それすら贅沢という社会」

以前にもお話しましたが「生きる価値は、どれだけ笑ったかで決まる」——ヴィヴァルディの言葉です。バロックの巨匠が音符の代わりに笑顔を数えていたなんて、なかなか洒落てます。でも現代の日本では、「笑うこと」がどんどん贅沢品になっているような気がしませんか?

かつて「幸せはお金で買えない」と教えられました。でも今は、「幸せになるためには、最低限これとこれとこれは買ってください」と値札付きで幸福が売られている。家電、保険、教育、食事、住宅… ぜんぶ「心の豊かさ」をエサにしたパッケージ商品です。幸福すら“商材”にされたこの国の現実に、そろそろ気づくべきなのかもしれません。

もちろん、笑うこと自体には価値があるんです。免疫力が上がって、血行もよくなり、自律神経も整って、筋力もアップする。笑いは、医者いらずの万能薬。でも、その笑いを生む“ゆとり”が、いま真っ先に切り捨てられている。金銭的なゆとり、時間的なゆとり、そして精神的なゆとり——この3つが揃わないと、笑うことすら難しい。

教育現場でも同じです。人が生きる上で一番大事な事は全く教えてくれません。点数競争、偏差値、内申書。「いい大学へ行って、いい会社に入って、ローンを背負って家を買って、老後は不安で眠れなくなりましょう」という暗黙のレールを疑わないように育てられる。

そこに「感動する力」や「感謝する心」が育つ余地はあるのでしょうか?——感性よりも要領、疑問よりも同調が評価される教育の中で、“自分の幸せって何だろう?”と真剣に考える子どもはむしろ“浮いた存在”にされてしまいます。

そして大人になると、今度はメディアの番です。テレビもSNSも、どこを見ても「足りないあなた」に商品を勧めてきます。「この化粧水であなたも幸せに」「このSUVで週末の父親らしさを取り戻そう」——感動も、自己肯定感も、まるでショッピングモールで買うかのように提示される。

でも、本当の幸せって、きっともっと素朴なものです。たとえば家族とおにぎりを食べながら笑ったり、誰かに「ありがとう」と言ったり、雨上がりの空を見てふと涙が出たり。そんな瞬間が、心の奥からホルモンを出してくれる。「オキシトシン」「セロトニン」「エンドルフィン」——お医者さんの処方箋がなくても出てくる最強の“薬”は、じつは「感謝と感動と笑い」のなかにあるんです。

しかし、現代社会ではそうした自然な感情すら、“生産性がない”“コスパが悪い”と冷笑されがちです。笑顔より成績、感動より効率。人間性より「稼げるスキル」。こうして人は、数字の奴隷になっていきます。

私自身もその罠にかかっていた一人です。ゴルフという「大人の社交」に夢中だった頃、気づけば時間もお金も膨大に使っていました。でも40歳のとき、ふと「これ、本当に楽しいのか?」と自分に問いかけたとき、答えはノーでした。その瞬間から、私は“真の学び”の道へと足を踏み入れました。惰性でやっていたゴルフをやめて、結果的に世の常識でその後の人生で浪費する3840万円と2万時間を取り戻したわけですが、もっと大きかったのは“自分の心に気づけたこと”です。

同様の事はコマーシャル等のテレビで流れるあらゆる商品・エンタメ・プロスポーツ等に付いても同じ事が言えます。商業主義の猛毒を垂れ流すのが日本のコマーシャルなのですね!。蚊を殺す殺虫剤が必要な様に時には毒も必要ですが・・人は殺虫剤まみれでは確実に健康を害します。これと同じです。

私たちが本当に求めているのは、誰かが用意した“幸せのテンプレート”ではなく、自分の感情に正直に生きる自由なのではないでしょうか。

笑い、感動し、感謝する。そのために必要なのは、ブランド物でも豪邸でも高級車でもありません。“心のゆとり”と“感じる力”を取り戻すこと——それこそが、この拝金主義に染まった社会を変える、最も静かで確かな革命なのです。

何時も申し上げている鉄板の不変であり普遍の原理原則⇒目の前の1人を幸せに出来ない人に・・・自分が幸せになれるハズが無いのですね!真の笑顔になれるハズも有りません⇒原理原則!

貴方は大丈夫ですか?

2025年11月11日

中国はアメリカを追い越し確実に世界1の国になりそうだ!

「錯覚高級ブランドが消えた国」——“悪慣れ”が生んだ日本の無音の終焉

かつて「メイド・イン・ジャパン」は世界の誇りだった。だが、気づけば“日本製の高級ブランド”という言葉は、もう死語になりつつある。時計ではスイスに10倍以上の差をつけられ、車ではレクシスがドイツ勢の足元にも及ばない。中国製にさえ負ける!欧州ではトヨトミはディスカウントカー、レクシスは普通車の認識である。決して高級車のカテゴリーには入れてもらえない。

等々中国では約800馬力の大型SUVが約600万円前後で普通に買える様になった。このモデル等は0〜100q加速は3秒を切るのが普通である。しかもフルフルオプション付きで600万円である。

今中国ではファーウェーのHIMAの高級ブランドMaextro(マエストロ)S800がメルセデスベンツSクラスと同等の値段(2000万円前後)でもベンツSクラスの4倍も売れている。レクシスLLSは高級車のカテゴリーにも入らない!

それでも私たちはどこかで「日本は品質で勝負できる」と信じている。まるで、日本人は過去の栄光の残像を見ながら“現実から目をそらす練習”ばかりしているようだ。

日本人の日本メーカー忖度モーターチャーナリストでも、今の中国車の品質は欧州や日本と全く変わらないと断言している。そりゃそうだよ!欧州や日本から高給+好待遇で引き抜かれた技術者が設計や製造管理、品質管理をしている訳だから当然である。中国車のデザインセンターは欧州に有り、一流のデザイナーが上層部に忖度する事なく自由に設計、デザインが出来て居るとの事だ!

日本の年功序列の子飼いの古い上司に忖度しまくりの低賃金デザイナーが、世界の超一流デザイナーが自由にデザインする中国車にデザインで勝てるハズも無い。

トヨトミが損得度外視で欧州車のブランドに挑んだウルシオ、その系譜を持つレクシスの最上級セダン「LLS」が全くの販売不振で36年の歴史に幕を下ろした。SNSには「ポンチュリーが後継最高ブランドか?」といった憶測が飛び交うが、ブランド価値の本質を理解しないまま「形だけの継承」を繰り返す日本の化石企業には、もはや“文化の継承”は荷が重い!不可能だろう。

高級車とは単なる高額商品ではない。長い時間をかけて培われた艶の有り輝きを放つ「文化」そのものだ。だが日本では、文化を“デザインの一部品”としか扱えない。結果、オラオラ顔の下品にキンキラ豪華を装った「見た目の高級」が残り、内側の品格は消えていった。そこらの下品な成金専用車となった。

ド下品な日本の政治屋でもレクシス「LLS」に乗る人は少ない!私もレクシスの最高級スポーツカーを見に行ったおり、運転席に座ったとたんにそのスイッチ類の程度(感触は品質程度)の低さ、品質の低さ、使い勝手の貧弱!まるで1/6の値段のカローラの内装かと一瞬、”これがトヨトミの高級車?”と信じられなくなり・さすがに日本人から何倍も平気で儲ける事が出来る企業と感じ・試乗を進められたが丁寧にお断りした。

同様の感覚はポンダの最新の「ポンダNSEX」でも感じた!・・両モデルとも大失敗作となった様だ!高級を理解出来て居ない作り手に高級車を作らせる経営層も真の高級の意味を理解出来て居ないのだろう。熟成からしか艶や輝きや品位は生まれないと云う事が理解出来ないらしい!

「LLS 500 AWD フンテージエディション」は、250台限定で米国に登場した。黒く塗ったボディ、赤い内装、刺繍入りヘッドレスト——どこか“高級車らしい演出”を一生懸命している姿が、かえって哀しく痛々しい。

416馬力のエンジン、約1460万円の価格・同程度の品質と性能の中国最新車なら値付けは400万円である。価格の数字は立派だ。だが、欧州では誰も振り向かない。彼らにとって高級とは、数字やスペックではなく、“歴史の香り”だからだ。

問題は、製品の良し悪し以前に、「日本社会の思考」がすでに貧しくなっていることだ。“世界で通用するブランド”とは、職人の技と企業哲学、そして顧客との信頼が積み重なって生まれる。だが、日本では効率化とコスト削減の名のもとに、“哲学”が真っ先にリストラされてきた。

会議では「コストダウン」が正義で、「美意識」や「物語」は無駄と切り捨てられた。その結果、出来上がったのは、魂の抜けた製品と、心まで合理化された企業社会・目の前の金にしか興味の無い企業風土である。

そして私たち日本の消費者も、それに慣れきってしまった。「この程度で十分」「高級とはオラオラ顔だ」「これが高級なんだと洗脳された」——そう言いながら、安さを誇り、粗悪を許容し、思考停止を“美徳”とする。気づけば、質の低下にも麻痺し、劣化した現実を「しょうがない」で受け入れる国民性が定着した。まさに“悪慣れ”の極致である。

ビジネスモデルが全く違うのである、日本は60点商品を商業主義の大宣伝で80点に見せかけて売る。欧州の高級ブランドは必死に99点の商品を作り上げ200点(2倍)の価格で売ると云う差である。真に高級を肌感で知る知識層+富裕層からは日本メーカーの主張する高級は、中国品によくある偽ブランドに感じるんだろう。

余談:家創りでもまったく同じ事が言える!真の高級住宅は生まれながらに超高級住宅に住んだ経験豊富な設計士(肌感で高級を知る人間)にしか設計は不可能なのですね!ハウスメーカーやデザイナーズ事務所のサラリーマン設計士には実現不可能な世界観なのですね!

今の今日本の脅威は中国のニューエコノミーメーカーが金に糸目を付けずに世界から超優秀な技術者をかき集めて99点の商品を作り上げ50点(5割減)の価格で売っても適正利益を出せると云うビジネスモデルで日本とアメリカ以外では大成功、大成長している。

日本人は「努力」「誠実」「技術力」を口にする。だが、それが“ブランド”に昇華するためには、「時間(最低50年余の継承)と一貫性と美意識と哲学」が必要だ。ところが、この日本国ではそれを「非効率」と呼ぶ。

新しいものを追うほど、魂のない商品が増え、“伝統の重み”を笑うようになった。だからこそ、レクシスLLSの終焉は、単なる一車種の終了ではなく、日本のブランド文化が静かに息絶えた瞬間でもある。

皮肉なことに、日本の大企業は「失われたブランド力」を、次のキャンペーンで取り戻せると思っている。
“ポンチュリーを海外展開すれば”といった声もあるが、文化を理解しないままブランドを輸出するのは、“心のない着物ショー”のようなものだ。海外の人々は、その空虚さをすぐに見抜く。

結局のところ、問題は「モノづくりの敗北」ではなく、「精神の怠惰」だ。現実を見ず、改革を避け、問題を先送りにしてきた社会が、静かに自分の未来を切り売りしている。ブランドが消えたのではない。私たちが「誇りを持つ力」を手放したのだ。

もはや“悪慣れ”は国民病である。何が壊れても「まあいいか」と笑い、何も変わらなくても「仕方ない」と受け入れる。だが、その「仕方ない」を積み重ねた先にあるのは、文化の死、技術の死、そして誇りの死だ。

気づけば、私たちは静かに「無音の終焉」へと進んでいるのかもしれないね。

2025年11月10日

ティッピングポイント越えは、もう後戻り不可能・地球沸騰化も戦争国家も!

『その移動、未来行きですか?―AI化も、自動運転も、BEV電動化も、MaaSもを乗り逃す国・ニッポン』

地球は今、湯気の立つ鍋の中。誰もが「ちょっと暑いね」と汗をぬぐうけれど、それが地球沸騰化の前触れとは気づかない――いや、気づかないフリをしているだけなのかもしれません。

アマゾン川の河口都市であるブラジル・ベレンで2025年 11月10日から21日までCOP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)が開催されますが、温暖化など史上最大の詐欺と公言するアホトラアメリカも全くのスルーをするどころか「パリ協定」の再離脱を表明して、日本もアメリカに忖度して高市早苗首相も、国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の首脳級会合を欠席!

思い出せば今年の夏も記録的猛暑、ゲリラ豪雨、突風、河川氾濫。もう「異常気象」ではなく「通常災害」です。環境問題は待ったなし。でも、そんななかで、わたしたちはまだ「移動の自由」と引き換えに、エンジン音と二酸化炭素の雨あられや毒ガス(発がんや痴ほう症の原因物質PM2.5等)を振りまきながら走り続けています。

そして今、世界は「MaaS(Mobility as a Service)」という革命を迎えています。北欧ではスマホひとつで移動手段をすべて一括管理。電車もバスも自転車もタクシーも、まとめて“定額サービス”で利用できる世界。まるでNetflixみたいに移動し放題。

フィンランドでは2016年から本格稼働。駅には改札も駅員もなく、アプリ「Whim(ウィム)」ひとつで都市中をスムーズに移動できる。2030年には「自家用車不要社会」を目指すとか。

…一方、日本のマースレベルは?MaaSは未来の乗り物、日本はいつ乗るの?MaaSはレベル0〜レベル4の区分ですね

Level 0 個別バラバラ状態
Level 1 情報連携:ルート検索、運行情報、時刻表、混雑情報などの提供
Level 2 予約・決済連携:複数の交通手段を横断して予約・決済が可能
Level 3 サービス連携:定額制やパッケージ化、複数手段を一体として提供
Level 4 エコシステム構築:MaaSが社会インフラ化し、都市設計や生活基盤と一体化

そうですね。せいぜいレベル0.7くらい。アプリで乗り換え検索ができる程度で「便利になった」と浮かれている段階です。

この“便利なだけの昭和思考”こそ、日本の病。「いつかはクラウン」から「いつまでもクラウン」へ。マイカー信仰は根強く、クルマが家族の一員、いや、下手したら妻より大事というおじさんも珍しくありません。

しかも、交通業界は縦割りと縄張りの温床。鉄道会社もバス会社もタクシー業界も、各々が自分の縄張りを守ることに必死で、連携?責任の所在?…「それ、俺の仕事じゃないんで」と涼しい顔。見事なまでの“役割放棄の美学”が息づいています。

日本では、何かを進化させるときにまず「誰が損するか」を議論します。そして全員が「ちょっとずつ損する」なら、全員で止めるという結論に至る。まるで、沈む船の上で「誰が先に泳ぐか」で揉めている光景です。

本来、MaaSは「移動」だけの話ではありません。都市のCO₂排出の25〜30%を削減し、エネルギー効率を高め、個人任せの危険な交通社会を根本から変える構造改革なのです。

欧州委員会の試算では、都市部で本格導入すれば、自家用車使用は30%減、CO₂排出は60%削減、エネルギー消費は30%削減。これって、脱炭素社会のジャックポットじゃないですか。

注:ジャックポット⇒一回の賭け金に対して、数百倍の配当を一度に得るような大当たりする事

でも日本はまだ、スマホアプリに「運行情報が見やすくなったね」と喜ぶレベル。UIだけ美しくても、中身が旧態依然。まるで、カーボンステッカーを貼っただけの“エコカー気取り”の軽トラです。

「日本は資源がないから、省エネが命」――なんて中学生の社会科の教科書には書いてあります。でも現実は、「今日も元気にガソリン満タン!」の週末ドライブ社会。まるで、沈む船のデッキでバーベキューを始めるような鈍感と無知が共存しています。

交通が便利になるどころか、若者は車も持てず、地方では高齢者が無理して運転し、事故が多発。これはもう“自由の名を借りた放置国家”です。

希望があるとすれば、それでも動こうとしている地方の小さな取り組み。バスとタクシーの連携や、民間企業と自治体のMaaS実証実験…ほんの一歩。でも、日本にとってはその“一歩”が、ナイアガラの滝を逆走する鮭レベルの勇気なんです。

結局、日本は「技術」ではなく「構造」で負けている。そしてその構造の根底にあるのは、「過去が快適だった」という幻想にすがる習性。

時代遅れという名の贅沢病――。その病が進行しきったこの国では、「変化」はいつも“不便”として拒否される。そして、不便の中に未来が詰まっていることに、いつも気づくのは手遅れになってから。

MaaSは、ただの交通手段ではありません。未来へ向かう「乗車券」なのです。

でも日本は、そのチケットを手に入れるどころか、「列車の存在にすら気づいていない」状態。未来の子どもたちに、きっとこう言われることでしょう。

――「少し前に日本と云う国があったらしいよ!」「みんなで茹って、放置されて燻製になりハゲタカに食われたらしいよ!」

2025年11月09日

劇変時代が今後も、さらに過酷になり続ける!

■二極化と悪慣れした社会―変化を恐れ、借金で延命する国・ニッポン

いま、アメリカでも日本でも、経済の支え手は「上位10%の人たち」だと言われている。富裕層10%が個人消費の50%を占め、GDPの3分の1を生み出す。けれど、BCAリサーチが冷静に分析したところ、彼らの懐がいくら膨らんでも、経済はそれほど温まらないらしい。

理由は簡単だ。@彼らは案外、使わない(もう全て有るので使う所が無い)、だから既に何でも持っている富裕層なのである。使うより貯まる方が1万倍も多い。Aしっかり貯めこむと云うより余ってしまう状態。B税金も高い。・・・アメリカの富裕層はもう寄付行為しか使う所が無い!

【日本の所得税負担構造(おおよその目安)】
所得階層 納税者全体に占める割合 所得税負担の割合 備考
上位1% 約55万人(全体の1%) 約25% 平均年収2,000万円超クラス
上位5% 約275万人(全体の5%) 約60% 平均年収1,000万円超クラス
上位10%約550万人(全体の10%) 約75% 年収800万円超程度
下位90%約5,000万人     約25% 多くが給与所得控除で軽減・非課税

(出典:国税庁「令和5年民間給与実態統計調査」、財務省税制調査会資料など)

つまり、上記の納税額から見ても日本人の9割は稼げない人々と云う事が判る。富裕層の財布は温かいが、世の中の空気までは温めてくれない。これが「富裕層依存型経済」の現実である。経済も人間の健康と同じで血液循環がからだ中に常時満遍なく行きわたらないと人間も健康では無いのと同様に、お金も全ての人々に循環しないと健康経済とはならない。

そしてこの構図、日本もまったく同じである。日本の社会は、勝ち組1割と中間組1割、負け組8割にくっきりと分かれた。円安と株高の恩恵を受けるのは輸出大企業と金融業界、せいぜい人口の2割ほど。残りの8割は「物価高の直撃組」で、働けども暮らしは一向に楽にならない。2023年の国民生活基礎調査では、年収300万円未満の世帯が全体の36%を占めた。これでは「少子化対策」などといくら叫んでも、子を育てる余裕など夢のまた夢だろう。

それでも政府は平然と「景気は緩やかに回復」と繰り返す。この「緩やか」という表現、じつに便利だ。転落中でも、速度が一定なら「緩やか」と言えてしまう。もはや日本経済は、ブレーキが壊れた車を「安定走行中」と言い張る段階に入っている。

法人税収は過去最高の72兆円。大企業の内部留保2024年度末時点で637兆円あまりとなり、13年連続で過去最高を更新、だがこれは、円安で稼いだ輸出企業の業績が膨らんだからであり、街の中小企業は息も絶え絶えだ。価格転嫁もできず、人件費も上げられず、「無い袖は振れない」と嘆くうちに、人手も未来も失っていく。いまや「ゼロゼロ融資」の返済が首を絞め、倒産が地獄のように連鎖している。

それでも日銀は動かない。政策金利は0.50%のまま、まるで「寝たふり」だ。かつて金利を上げたときに株価が急落し、「令和のブラックマンデー」と呼ばれたあの日以来、トラウマが抜けない。学者出身の総裁や委員たちは名誉職に近く、「リスクを取る」より「波風を立てない」ことを選ぶ。責任を取りたくない人たちが、多数決で未来を決めている。そうして今日も、「どっちつかず」で「見て見ぬふり」の政策が続く。

結果、国の借金は天文学的な水準に膨れあがった。GDPの2.4倍。金額にして▼1415兆円超。しかも51%は日銀が買っている!日銀ももう日本の強烈な現在の物価高を考えればもう買えない!「日銀が国債を買う=円安=物価高」と確実になる。

日銀はアホノミクスの毒が回り始めて日本国債を売らなければ毒素の影響は深刻な状態となるので日銀は買うどころか売りたいのですね!!!故に借り換え分を含めて新規発行の買い手が不足する恐れが大!⇒金利高となる可能性が大きい。

日本国の官民合わせての総借金は▼3182兆円、こんな状態で1%でも金利を上げれば、金利負担は長期的には年間▼31兆円(消費税換算13%分)増える事になる。もはや数字というより、宗教に近い。日本人は「借金も伝統文化」と言わんばかりに、増えるたびに慣れていく。まるでツケを孫にまわすのが親孝行の一部であるかのように。

この「悪慣れ」は恐ろしい。長時間労働にも、低賃金にも、物価高にも、増税にも、私たちは慣れてしまった。慣れた結果、「怒る力」を失い、「変わる勇気」をなくした。気づけば、「現状維持」が唯一の安心になっている。だがその現状こそが、ゆっくりと沈みゆく船の上なのだ。

アメリカではすでに「上位10%が経済を支える時代の終わり」が論じられている。富裕層だけでは経済は回らないと。一方、日本は「上位2割の幻想」にすがりつく。「勝ち組が頑張れば何とかなる」という昭和的信仰がまだ生きている。アホノミクスで主張していたトリクルダウンなど1oも起きなかった!

だが現実は違う。勝ち組が消費を増やすよりも、負け組が倒れるほうが速い。経済は上から支えるものではなく、圧倒的に数が多く消費性向の高い下から支えるものである。

もしこのまま、変化の痛みを恐れて借金で延命を続けるなら――やがて日本は「豊かな国のふりをした貧しい社会」として、静かに終わるだろう。だが本当の終わりは「破綻」ではない。「気づかないまま沈むこと」だ。

もしかすると、私たちはもう、すでにその途中にいるのかもしれない。こんなデタラメの沈没確実の日本にしてしまった糞政治やの支持率が最大と云う現実が・・今の日本人の強烈な劣化度を証明している!日本人の思考停止と劣化は犯罪レベルである。

大変で過酷な時代が始まって居ます。今後ももっと大変になるでしょうね!貴方はどう生き延びますか?

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