買うクルマで解ってしまう!持ち主の頭の質!ふぅ〜
日本という国は、「問題を先送りする技術」においては世界最高峰だと思うのです。GDPに占める借金の比率も、防災インフラの老朽化も、少子高齢化も、すべて“今はまだ大丈夫だから”と棚に上げ、まるで「将来の自分は他人」という壮大なブラックジョークを国民総出で演じ続けております。
この“先送りの名人芸”を語る上で欠かせないのが、わが国の自動車企業「トヨトミ」でございます。トヨトミは「自分たちが勝ってきた時代と同じルールが、未来永劫続く」と信じて疑わないという意味では、ある種の宗教組織のように見えます。
ハード中心の系列多重下請けモデルを磨き(搾取)続け、「エンジンこそ神」と言わんばかりの態勢を未だに続けていますが、世界はすでに“ソフトウェアで走る車”に宗旨替えを済ませ、AI企業が自動車産業を呑み込む未来が当たり前になりつつあります。
“ソフトウェアで走る車”も大きく二通りあり @ デジタルマップと複数のライダー、レーダー、カメラで走る自動運転と A カメラ映像のみの E2E型自動運転(End-to-End Autonomous Driving)とは、複数の処理ステップ(物体検知、行動予測、経路計画など)を統合的に扱う代わりに、生のセンサーデータ(主に画像)を入力として、AI-ECUが直接ドライビングコマンド(ハンドル操作、速度変更、停止判断)を出力する仕組みです。
上記@のセンサーの多さは安全を意味するのか?
注:TOPS(Tera Operations Per Second)は、プロセッサが1秒間に実行できる”兆回”単位の演算回数を表す指標
A-TeslaのFSDのECU-HW4は720TOPS 7〜8台のカメラのみ の「Tesla Vision」。と中国の最先端メーカーの一部が採用
B-日産アリアは カメラ11台+ミリ波レーダー5台+LiDAR1台 と、まさに“センサーてんこ盛り”多くの旧来メーカーはこの方式・・・ECU性能は未発表
日産アリアの次世代プロパイロットを実現する技術「Wayve AI Driver」は、カメラ映像だけの自動運転を標ぼうしている点です。Forbes Japanの記事によると、Wayveは、LiDAR不要を宣言した企業とのことです。にもかかわらず、日産はなぜLiDARを搭載したのでしょうか。ちなみに、Wayveのサイトには、車両メーカーが要望すればLiDAR類の搭載にも対応可能といった文言も書かれているとの事。
センサーが多いほど安全そうに見えるが、識者は「方式の違うセンサーが増えるほど誤認識リスクも増える」と指摘。
高コストが前提での@の自動運転は複数センサーで安心に見えるが、処理負荷も増大し、単純に“多ければ良い”とは言えない。
確実に環境時代でありAI時代(今)⇒AGI(2026〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)時代である。すでにもうAIが自ら考え、AI車が走りながら10〜30秒先を予測出来、自ら準備をする時代となって居る。
後2年もすればテスラのECUは、そこらの数年前のスパコン並みの性能を手に入れる事になる。3年もすれば確実にそうなる!そのテスラを莫大な投資が必要な最先端のスパコンの数倍〜数万倍の演算能力となるシステムが、走行していない駐車場で眠って居るテスラをスパコンの1部端末として使うAWS構想
現在勝ち組中国ニューエコノミー企業のBEVのECUの頭脳の最高値は2500TOPS、テスラの3.47倍と超高性能!
2026〜2028年には自動運転レベル4〜5を前提としたAIビークルが普及帯まで浸透する見込みです。耐久性は30万kmが当たり前、100万q保証迄出現。OTAで常に最新ソフト、10年落ちでも性能は新品級。中古なら新車価格の1/5で買える──つまり「高級車を一人一台」より、AIロボタクシー等の「高性能をみんなでシェア」する時代が来るわけです。
すでにアメリカのオースチンでは2025年末にはテスラのロボタクシーは監視員無しの無人化の計画をしている様であり、2026年〜からは全米での無人ロボタクシーの有料一般営業を開始するとの事である。
フィジカルAI時代、クルマ屋の時代は確実に終焉しつつあります。その走るAIロボット時代の到来です。そのAI頭脳の差は日本車と先進メーカーでは以下の様な天と地の差が有ります。
テスラのECUのHW4は約3年前の(Hardware 4、またはAI4)、2023年1月からModel S/X、5月からModel Yに搭載され、約3年弱が経過。HW4はFSDの処理能力をHardware 3の3〜8倍向上させた最新のAutopilotハードウェアです。ソフトウェアアップデートはHW4の性能を最大限活用し、FSD v13以降でその差が顕著に進化した経過が有ります。
日本で走るテスラ車のECUは現在・hardware4(日本では2024.4月〜搭載)・720TOPS・・アメリカや中国では2026年末頃にhardware5・5000TOPS前後が予測され、トータル性能はhardware5は、hardware4の40倍、コスト効率は10倍、電力効率も2〜3倍の予定になるとテスラの第三四半期決算日に発表。2026年末リリースのhardware5の5000TOPS以上のECU性能なら2026〜2027年には走行データー量も120〜500億マイルを超え自動運転レベル5は実現する可能性が高い。
イーロンマスクもhardware5・5000TOPS前後の能力は自動運転レベル5にはオーバースペックと言って居る。それにも関わらず、テスラは、さらに2027〜2028年頃にはhardware6(数万TOPS?)の設計を開始しリリース予定である!もちろん、このECU技術とAI技術は人型ロボットにそのまま使える。
テスラは、さらに2027〜2028年頃にはhardware6(数万TOPS?)の設計を開始しリリース予定である!さらにその先のhardware7の設計も同時に始めている様だ。
悲しすぎる現実は、日本の自動車メーカーのECUは超低性能で現在30〜50TOPS程度、中国合弁生産車でも100〜200TOPS・程度しか無い。2026年末でも外注品を使ったとしても推定1000TOPS以下程度だろう。テスラや中国メーカーの様に自社開発する能力など日本の自動車メーカーには皆無である(全部下請け丸投げ)
方やテスラなどは内製が当たり前でありイーロンマスクなどCEO自ら半導体の設計を最も多くの時間をかけて最優先事項で行って居るとの事である。日本企業のリーダーとは「能力+脳力+哲学」が圧倒的に違う!!!日本のリーダーの圧倒的多くは「金ダケ!今だけ!自分ダケ!」で企業や国家経営している。
上記、中国の勝ち組企業なども半導体もAIソフトも内製している企業は多い!しかも中国企業の強みは、これまた内製でAI力を爆上げしている事と、蓄電池技術ではテスラさえにも圧倒的に技術力で勝って居る事と、レアーメタル等の資源が豊富な事である。
しかし、トヨトミは今日も「EVは本当に環境に良いんですか?」などと、世界の研究者が10年前に答え終わった質問を堂々と投げかけ、あたかも自分たちの停滞に正当性があるかのような顔をしております。これはもはや議論というより、時代遅れの親戚が正月の席で語る“昔話の延長”に近いものがあり、聞かされる若者はただ苦笑するしかございません。
もっと恐ろしいのは、この“時代遅れの物語”が企業だけではなく、日本社会全体に蔓延している点であります。行政は縦割りで、省庁は縄張り争いを続け、人口減少が確定しているにもかかわらず大胆な施策は打てず、社会保障費は天井知らずに増えていきます。それでも国民は「まあ、なんとかなるでしょ」と思い、政治家は「選挙までは黙っていよう」「問題が起きる迄はごまかそう」と考え、メディアは広告主の大企業に忖度して本質論を避け、そして私たち自身も“目をそらす技術”が上達してしまっているのです。
しかし、この「悪慣れ」こそが最大の危機だと私は思います。問題が積みあがっても痛みを感じなくなる──これは社会の麻痺そのものです。
たとえば、AIと自動運転の急速な進歩を前に、世界の企業は人材を奪い合い、大学はソフトウェア研究に巨額投資をし、国は制度を変えています。一方で日本は「AIはよくわからないが、とりあえずデジタル庁を作ったから大丈夫」と安堵するという、なんとも可愛い思考を続けております。おそらく世界の研究者が見れば「これが先進国の自己認識なのか」と絶句するはずですが、当人たちは平然としているのですから、ある意味では幸福な国でございます。
そしてこの“悪慣れ”は企業も同じです。もう相対的に安いクルマと云う価値観だけで売れているトヨトミは最先端分野での世界市場で存在感を失いつつあり、中国ではシェアが激減し、中国合弁企業に丸投げ開発させた200万円台の価格のBEVダケが何とか売れている。
EV・自動運転技術では新興勢力に追いつく気配すら見えません。にもかかわらず「うちはハイブリッドがあるから大丈夫」と胸を張り、社員はこれを半ば信じ、国民も「トヨトミは日本の誇りだから応援したい」と真面目に思っています。
しかし誇りと現実は別物であり、誇りは売上にも技術にも未来にも変換されません。誇りだけで未来が作れるのだとしたら、日本はとっくに世界最強になっていたはずです。
このように、日本社会は“先送り”と“悪慣れ”と“過去の成功体験”を優しく包んだふわふわの布団にくるまり、未来の荒波を見ないようにしてきたのだと思います。問題は、布団から出る頃には、すでに世界の季節が変わっていることです。
いま必要なのは、「痛い現実を痛いまま直視する覚悟」ではないでしょうか。国の天文額的借金も、産業構造の変化も、人口減少も、避けられない痛みです。しかし痛みを感じるうちがまだ健康であり、痛みを感じなくなることこそ本当の死に至る病です。
トヨトミは、日本企業の縮図のように見えます。成功に酔い、過去に安心し、変化を恐れ、未来を語ると“理想論”と笑われる世界。しかし笑っている場合ではありません。笑って済ませる文化が、ここまで国を弱らせたのです。
私たちはいまこそ、「先送りしない」という、ただそれだけの当たり前に戻るべきだと思います。当たり前を取り戻す──それこそが、この国に残された最後の希望かもしれません。
しかし、テスラの自動運転テスト車両も2025年10月より日本の横浜を始めとする各地でテスト走行を開始した様だが、日本のお役所の許可は横並びで意図的に遅れさせられる可能性も有り得る・・既にアメリカや欧州各地や韓国ではFSDの許可走行はされている様だが・・日本は2027年末頃と意図的に2年も遅れる可能性さえ有り得る。
FSDは車両事故を85%以上も減らす事の実績値がある。意図的に遅らせる役所は・・・殺人罪に問われる事を平気でするのだろう。
AI-ビークルのECU(頭脳)の実力差も日本製BEVとは圧倒的な差が付いている様に、日本人の頭脳も同様に最先端ニューエコノミー民族の頭脳(思考力・洞察力・判断力・感性等)とは圧倒的な差になってしまって居る様だね!
後3年も経過すれば・・同じ新車を買う場合、何を買ったかで、その人間の頭脳レベルが判別される時代が到来するのだろうね!

