2025年07月15日

世界では勝ち組大企業によるAI影響を踏まえての事前計画的人減らしが始まった!

「AI最遅国ニッポン、その先にある“じわじわ終わる日本人の未来”」

有りがたい事に私は過去45年余・・・本中毒、活字中毒の人生を送って来た!おかげさまで私の頭の中のワーキングメモリーはとてつもなく広くなったと自負している。そして第一原理思考で多くを考えると”気付き”の幸運に巡り合える事が多くなった。

「データリテラシー」が高まりデーターサイエンティストと云う感覚で数値をとらえて、その本質を理解出来る能力が高まった様な気がします。そして民族の未来迄、見えて来る様な気がします。データーは現在の石油とも呼称されるほどに価値有るものです。

特に・・時代加速度が指数関数的に伸びた現在と未来では・・時代を洞察し急速に時代対応するリテラシーと変化への行動力が不可欠です。

それから導き出せる解は世界各国のBEVの普及率と、その民族の未来はリンクしていると云う事です。BEV普及率の高い北欧の人々の労働生産性は日本人の2〜4倍も高いのです。やがてAI対応世界最遅の日本では、この差は4〜8倍にも広がるでしょう。

そして「BEV=AI=移動のインフラ化」と云う等式も成立して居て、やがて「AI=移動の最小化」と云う等式も地球沸騰化防止で人類が生き延びる為には不可欠な要素と確実になります。

2025年上半期 BEV+PHEV新車販売シェア トップ19・2025年末迄には世界平均普及率は25%前後の予測

ノルウェー 93.2%
スウェーデン 60.7%
デンマーク 56%(推定)
アイスランド 非公式ながら北欧最高レベル
中国 約60%
欧州全体(EU+英国など) 約25%
ドイツ 27.1%
フランス 24.4%
英国 28.9%
スイス 15〜20%(推定)
オランダ 15〜20%(推定)
ベルギー 16〜17%(推定)
オーストリア 約15%(推定)
イタリア 約15%(推定)
スペイン 約15%(推定、プラグイン含む)
ポルトガル 約15%(推定)
チェコなど中欧諸国 10〜15%(推定)
韓国 約20%(政策強化で推定)
米国 約11%

日本 1.5%未満⇒世界最遅レベル!⇒AI-BEVは・・AIの能力により価値が定義される事は確実な事!!

目の前にある不安ほど、人は見えないふりをする。とくに日本人は、その傾向が強い。「空気を読む」ことで生き残ってきた民族だから、見えすぎる未来ほど無視したくなるのかもしれません。

でも、さすがに今回は無視できません。AIです。いよいよ本格的に、人間の“仕事”という牙城に踏み込んできました。

マッキンゼーは「2030年までに8億人が失業する」と言い、米国では企業の41%が従業員削減を計画中。あの勝ち組利益爆増中のマイクロソフトも一万近い人員をリストラしました。AIに代替される仕事リストには、入力作業・カスタマー対応・レジ・編集・会計など、日本の雇用を支える“昭和的な仕事”がズラリ。

でも日本では、「AIに仕事が奪われる」どころか、「AIで何ができるの?」がまだ大半の空気。教育現場では“生成AIの使用禁止”、行政では“ChatGPT禁止令”、企業では“様子見”。まるで昭和の電卓を前に「ソロバンの方が風情がある」などと言っているようなものです。

このまま“村社会の平和”を優先し、目の前の激動を無視していたら、気づけば「誰も戦っていない戦争に一人取り残されていた」なんてオチになりかねません。
世界がAIと共に再定義しようとしているのは、「職業」という人類最大のアイデンティティです。それを日本だけが「村のルール」を優先し、「空気を読んで死んでいく」なんて悲しすぎませんか。

いま、世界では7つの新しい職業がAI時代の主役になりつつあります。プロンプトエンジニア、AI倫理責任者、AI医療技師、メンテナンススペシャリスト、サステナブルAIアナリスト、AIクリエイティブディレクター、AIリテラシー教育者……

聞いたこともない肩書きばかり。でもこれが、5年後には“普通の仕事”になっているかもしれません。そして就活では就活者に対してのAIによる能力採点が確実に行われるでしょう。

では日本は?たぶん「課長補佐代理心得」のままです。

日本の大学では、プロンプトを学ぶ講座はほぼ皆無。高校でもAI教育は“情報科の隅っこ”にあるだけ。社会人教育の現場でも、ChatGPTを使って効率化しようとすれば、「ズルしてる」と言われる始末。

まさに“思考停止”の連鎖です。

気づけば、「道徳的に正しいけれど、時代には取り残される」人材が量産されつつあります。何より怖いのは、「今のままでいい」と本気で思っている人が多いことです。気配を読み、波風立てず、できれば全員一緒に沈みたい。そんな「ぬるま湯の優しさ」が、国を静かに腐らせていく。

でも世界は、待ってくれません。

未来に生き残れるのは、AIと“敵対”する人ではなく、AIと“共存”できる人です。データを読み、問題を発見し、創造的に解決策を提示する人。リーダーシップ、感情知性、倫理観、チームビルディングといった“人間ならではの力”を強みにできる人。

そして、それを“自分の言葉”で伝えられる人です。今や、言語化こそが知性の証明。プレゼン、投稿、執筆、企画、教育……。すべての現場で「AIを使いこなせる人」が不可欠になります。原稿など読む人に価値を認めてはくれなくなる時代が到来します。

つまり、未来に必要なのは「変化を恐れない力」。ところが日本では、「変わらないこと」こそが信頼の証。そうして“現状維持の美学”を信仰しているうちに、産業は沈み、社会は劣化し、若者は去っていく。

──気づけば私たちは、「ガラパゴスの最終進化形」を演じているのです。

最後に一つ。I時代に求められる最も大事な能力、それは「自分で考える力」だと言われています。ネガティブ・ケイパビリティ、つまり“すぐに答えが出ない問いと向き合い続ける力”です。

でも残念ながら、答えの出ない問いは、村社会の中では“めんどくさい奴”のレッテルを貼られます。だからこそ、あなたに問いかけたい。

「いま、受けている教育は、来るべき仕事に繋がっていますか?」「その仕事は、5年後も生き残っていますか?」──そして、「このまま何もしないことに、あなたは耐えられますか?」

未来は、いつだって準備した人の味方です。少なくとも、“準備しないことを正義とする空気”だけは、そろそろ卒業しませんか。

2025年07月14日

悪党を選び続けたらから日本はド衰退し続けている⇒当然の事!

■健忘力と順応性の国——日本人という名の“都合のいい家畜”

この国には、選挙に行っても行かなくても何も変わらないと本気で信じている人が多い。だが実際には、何も変わらないのではなく、「何かが確実に悪化している」。その悪化を、見ようとしない、知ろうとしない、そして何より、すぐに忘れる。日本人とは、都合よく飼い慣らされた世界屈指の“忘却民族”なのだ。

あれだけ非道な失言をした政治家や裏金議員や不倫議員が、半年もすれば復活して「再び信頼を得た」ことになり、失政が繰り返されても「それは過去のこと」と水に流す。水に流す文化が美徳だというけれど、あれは汚物処理ではなく記憶喪失の儀式に近い。

政治家が嘘をつくのは当然、利権にまみれているのも当然、選挙前だけ猫をかぶるのも当然。「とほほ民主主義」——選挙は自己責任、社会は連帯責任!民主主義って、めんどくさい。

だって、誰がやっても大差ない候補者の中から「自分の代表」を選ばなきゃならないし、選んだあとの後悔も全部、自分のせい。あの人に投票したのに、ぜんぜん公約守ってない? そりゃそうだ。政治家は選挙前は理想家、選挙後は現実逃避者。支持者の声なんて、勝てば官軍のBGM程度にしか聞こえない。

ロクデナシ人間が議員に選ばれる!そんなこと、誰もが知っている。だが、その「当然」こそが腐敗の温床であることに気づこうとしない。むしろ、そういう人の方が「政治をわかってる大人」扱いされる。ここは市民の成熟ではなく、諦めと慣れで運営される民主主義モドキ国家である。

そもそも、どうしてこうも同じ失敗を繰り返すのか?理由は簡単。この国は“悪を許す訓練”が教育の根本にあるからだ。「いじめる側にも理由がある」「加害者にも事情がある」「お前が空気を読まなかったせいだ」——こうして子どもたちは、悪を悪と呼ぶことを禁じられ、「黙って我慢する技術」だけを磨いて大人になる。

そうして育った結果、大人になっても、ブラック企業で過労死するのは「自己責任」、貧困も「努力不足」、そして政治の腐敗も「誰かのせいにはできない」と言い出す始末。つまり、国民全体が“加害者を守る加担者”になってしまっているのだ。

不祥事を起こしても辞めない、責任を取らない代々の稼業としての政治屋たちがのうのうと再選され続ける理由もこれだ。「誰がやっても同じだから」「他にまともな人がいないから」——その言い訳を延々と繰り返し、悪党にお墨付きを与え続ける愚民集団。

つまり、民主主義のルールに従って、堂々と自分の首を絞めている。その姿は滑稽で哀しい。けれど本人たちはまったく気づいていない。それどころか「これが平和ってやつだ」と本気で信じている節がある。自分で燃やした家の中で、ぬくぬくとコタツに入ってるようなものだ。

”女子アナは高級キャバ嬢”と云う経営者が経営する日本の全てのメディアも同罪だ。事件やスキャンダルは3日で飽きられ、「心温まる話題」や「かわいい動物」で中和される。社会の怒りはSNSで小爆発(本質に切り込まないガス抜き報道)しても、1週間も経てば誰も話題にしない。——いや、忘れることに全力を尽くしているのかもしれない。

“思い出すと面倒”という理由で、集団健忘症を装っているのでは?とさえ思う。

そのうえ、忘れたまま前向きに生きようとするからタチが悪い。「過去にこだわらず、未来を見据えて」なんて言う人間ほど、目の前の惨状には無関心。そんな人たちが未来を語るとき、それは“自分だけはマシな明日が欲しい”という逃避の願望にすぎない。

政治を変えるには声を上げるしかない。けれど、声を上げると浮いてしまうこの国では、「黙って従うこと」が“賢さ”とされている。だから、勇気を持った少数者が立ち上がっても、多数派の“様子見”の壁に潰されてしまう。勇気より空気が優先される社会に、希望は育たない。

だが、それでも私は言いたい。この国の未来を変えたいなら、まずは悪を悪と呼ぶ勇気を取り戻すこと。忘れないこと。思考を止めないこと。怒ることをやめないこと。「どうせ変わらない」と嘆く前に、「おかしい」と叫ぶこと。

民主主義とは、「自分が変わらない限り、社会は絶対に変わらない」と自覚することから始まるのだ。

そして願わくば、次の選挙こそ——「名前だけ覚えてるあの人」でなく、「信頼に値する誰か」に票を入れられる国民でありたい。

日本の悲しき現実は「信頼に値する誰か」が全くいない事である。出来る事は「今までの政治の採点」のつもりで投票する事である。”ダメなら変える!”・・これを延々とやるしか他に方法は無い。

野党なんかにしたら・・・「ダメがもっとダメになる」・・・と云う恐怖心は無視する事である。とにかく”変える”政治屋は”落とす”事でのみ”巨悪にはならない”である。

「悲しすぎる日本の現実政治=悲しすぎる民度が低い日本人!」……この現実を自覚して忘れない事ですね!。

「TL(タイムライン)の波」に溺れる国(日本人)孤立の恐怖

やっと今夏に我が家の庭で・・蝉の鳴き声が聞こえた!・・ちょっと安心した様な複雑な気持ちである。

「TL(タイムライン)の波」に溺れる国(日本人)──空気に流される思考停止列島

気がつけば、私たちの頭の中にある「思考」という名の機関は、運転をやめて久しい。「TLの波」という便利な名の海流に身を任せてしまえば、もう舵を握る必要もない。風を読む?そんな面倒なこと、しなくても流れていける。みんなが右を向いてるなら、右へ。怒ってるなら、怒っておこう。泣いてるなら、いいね押しておこう。そう、「空気」という名の教科書に、私たちは従順すぎるほど従っている。

「TLの波に乗って、ついポチってしまった」そんな言葉に、どこか安心を感じるのはなぜだろう。たとえそれが本当に必要なものじゃなくても、みんなが買ってるなら「きっと正解」だと信じられるからだ。これはもう集団無意識を超えた「集団安心装置」だろう。

でも──ちょっと待ってほしい。その「TLの波」、ほんとうに乗る価値はあるのか?

そもそも「波」って、押し寄せては引いていくものだ。ついさっきまで誰かを称賛していた波が、翌日には全力でその人を叩き潰している。情報の裏取りも、文脈の確認もされぬまま、感情だけが100倍速で増幅されていく。その様子はまるで、「感情のカルト」。怒りや悲しみの扇動には乗っかるのに、「冷静に調べてから考えよう」という意見は、TLの海底で息絶えていく。

人はなぜ波に流されるのか?答えはシンプルだ。「考えるより楽」だから。そして何より、「孤立するのが怖い」から。正論を言えば「空気が読めない」と言われ、少し違う角度から発言すれば「逆張りおじさん」扱い。叩かれたくないから、黙って流される。──こうしてできあがるのは、賢いフリをした沈黙の大多数だ。

私たちは今、情報の洪水ではなく、「感情の津波」にさらされている。

しかも厄介なことに、この津波には「確証バイアス」という毒が混ざっている。「自分の信じたい情報だけが目に入り、それ以外はノイズとして切り捨てる」──まるで見たい夢しか見ない夢遊病者だ。都合の悪い事実から目をそらし、耳心地のいい言葉だけをRTする。自分の意見すら、いつのまにか「誰かのTLのまとめ」によって構築されている。

これはもう「思考停止」ではなく、「思考放棄」である。

この国は長いこと、「空気に支配される文化」を美徳としてきた。忖度、和を乱さない、出る杭は打たれる…。それがSNSという拡声器を得たとき、同調圧力は“全国生中継”になった。そして皮肉なことに、その圧力に最も忠実に反応するのが、「悪」に対して一瞬だけ正義感をふるう時だ。炎上も、正義も、たった数秒の熱狂の中で消費され、翌日には誰も覚えていない。

誰かが叩かれているとき、沈黙することが正しさなのか。みんなが褒めているとき、本当にその価値があるのか。

もしかすると、私たちはもう、自分の頭で「考える」ことを諦めてしまったのかもしれない。それは日本社会の、ある種の“諦念の形”でもある。思考しても報われない。発言すれば叩かれる。だからこそ、「波に乗ること」が、最もリスクのない行動とされる。

だが──そんな社会に、未来はあるのだろうか?

「悪慣れ」するとは、悪に鈍感になることではない。悪があることを前提に、その存在に順応し、「しかたない」と納得してしまうことだ。「TLの波に流されず、自分の考えを持ちたい」そう言える勇気の価値は、これからますます重くなるだろう。

耳を澄ませば、波の音の向こうに、静かな問いが聞こえてくる。真の解決すべき大問題が見えて来る!SNSに安易に同調する事!「それ、本当にあなたの意見ですか?」

この問いに答えられない限り、私たちはきっと、これからも何度でも、思考を手放し、波に呑まれ続ける。気づけば人生そのものが、誰かのタイムラインの一部になっていた──その先に待ち受けるのは孤独⇒孤立である。孤独⇒孤立(多数の中の孤立・家族の中の孤立等)に気が付いた時にはすでに手遅れになっている事が多い!

そんな自分の人生を生きない未来だけは、どうかご勘弁願いたい。

貴方は今の今!自分の人生を真に覚醒しながら真に思考し人間として本当に生きているでしょうかね?

2025年07月13日

“バラマキの応酬”の先に待っている日本人の大苦難

セミが鳴かない国に、未来は鳴り響くのか?——環境と政治に無関心な日本の末路

今年の夏、気がつけばセミが鳴かない。我が家の庭では、いつものけたたましい「ミーンミーン」がまったく聞こえてこない。代わりにあるのは、妙に静まり返った朝と、エアコンの室外機が奏でる文明の残響音だけ。6月には箱根でヒグラシが季節外れの前倒しで鳴き出したという報道もあった。季節感とは、もはやノスタルジーになりつつあるのかもしれない。

異常気象。そう呼ぶのが当たり前になった今、その“異常”の基準すらよくわからなくなってきた。
そんな中、海の向こうアメリカ・テキサスでは、7月4日に24時間で280mmもの豪雨が降り、わずか2時間で水位が10メートルも上昇。キャンプ場も住宅地も、濁流に丸呑みにされ、119人が死亡、173人が行方不明。まさに“気候テロ”だ。

その他にもニューメキシコ州当局の発表によると、7月8日発生した大雨の影響で、記録的な洪水が発生!ルイドソ川で鉄砲水が発生し、水位が記録上過去最高となる約6メートルまで上昇した!

中国や欧州でも熱波や洪水や山火事が状態化している。やがてわが日本でも当然のごとく地球沸騰化の大災害は起きるのであろう。

フランスの研究機関や東京大学の専門家は「人為的な気候変動が豪雨の原因」と分析している。つまりこれは、“自然災害”ではなく“人災”だ。日々、便利な暮らしのために出しているCO₂が、回り回ってどこかの誰かの命を奪っている。けれども、私たちは「暑いですね〜」と笑って済ませてしまう。

他人事ではない。東京の夏は100年前に比べて平均気温が4℃以上も上昇し、今後「100年に一度」の大雨は、5倍の頻度で起こると予測されている。テキサスの水害が、明日の東京や大阪で起こっても、もう誰も驚かないだろう。
それでも私たちは、コンビニでレジ袋を断り、エアコンを28℃に設定するだけで「私はエコ派」と安心する。罪悪感の断捨離はお得意のようだ。

気候変動は食卓にも静かに忍び寄る。猛暑で野菜は焦げ、魚は棲みかを変え、見たこともない魚が豊漁になる一方で、日常的な魚が消えた。日本の食料自給率は、米こそ100%近いが、それ以外はわずか15%程度。世界的に気候被害が拡大すれば、輸入品は価格高騰し、円安の日本は“買い負け”する可能性が高い。

こうした状況の中、日本人の環境意識は、まさかの「世界最下位」である。仏イプソス社が行った32カ国調査では、「今すぐ行動しないと次世代に悪影響を与える」と答えた日本人は40%でビリ。しかも2021年比で意識は−19ポイントと、世界一の急降下だ。まるで環境への関心を捨てることが“おしゃれ”になってしまったかのような急落ぶりだ。

不思議なのは、「気候変動の影響を心配していますか?」と聞かれると、81%が「心配です」と答えること。これは世界平均を上回る。つまり、「心配はしてるけど、何もしない」。この“ねじれ構造”こそが、日本という国の縮図かもしれない。

そしてもうひとつの“巨大な異常”が、黙して語られない。南海トラフ地震。政府の試算では「今後30年以内に80%の確率で発生」とされ、最悪の場合の死者は30万人、建物の全壊・焼失は235万棟、被害総額は292兆円にのぼる。土木学会の試算では経済的影響を含めて実に1466兆円。にもかかわらず、先日の参院選の政見放送で、これに真剣に触れた政党は、ほぼ皆無だった。

与党は2万〜4万円の給付金、野党は消費税の軽減。つまり“バラマキの応酬”である。次の災害より、次の選挙が大事。それがこの国の“政治”らしい。フリーマン・クラークの名言「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の世代を考える」が、胸に突き刺さる。

一方、我々有権者はどうか?スマホ片手に「この国はもう終わりだ」とつぶやきながら、環境対策にも、選挙にも背を向ける。つまり、どこもかしこも「悪慣れ」なのだ。

セミが鳴かない夏。それは、自然のSOSであり、未来への警告かもしれない。それでも私たちは「夏は暑いもんだよ」と、またエアコンの温度を下げる。このまま「気づかないふり」を続けた先にあるのは、沈黙する未来。音もなく沈む、気づいたときにはもう手遅れの国。

この国に“目覚める力”が、果たして残されているのだろうか。

人間のクズを選ぶ7月20日が到来する!NOと云う公憤が大事

『老後の落とし穴に、静かに落ちていく国』

「働けば報われる」「老後は安心」──そんな言葉を信じて走り続けてきた氷河期世代。そのゴールに待っていたのは、拍手でも感謝でもなく、月6万円の年金通知書だった。もはやゴールではなく、罰ゲームのスタート地点。ゴールテープは、どうやら透明だったらしい。今までの苦難の数倍、数十倍の苦しみが始まる。

バブル崩壊後の不況で社会に放り出され、就職氷河期を必死に生き抜いた彼らは、非正規雇用でこつこつ働き続けた。しかし、その報酬は「将来、月10万円以下の年金」。これは年金ではなく、もはや“年々減る献金”である。

総務省の家計調査によれば、老夫婦2人の生活費は月25万6521円。一方で年金の受給額は夫婦で21万円ほど。差し引き4万5000円の赤字。これでは「年金生活」ならぬ「年金サバイバル」だ。かつて卵100パック⇒今は250円、その分の赤字を、納豆とキャベツでどうカバーすればいいのか、クックパッドも匙を投げる。

しかも、物価が上がれば年金も自動で上がる…と信じたいところだが、現実は「マクロ経済スライド」という不思議マジックが発動。調整どころか“調子よくごまかされる仕組み”だ。滑らかに見えて、実は崖を滑り落ちている感じ。「スライド」じゃなく「スリップ」、まさに滑落人生。

そして来る「医療と介護のダブルパンチ」。高齢になると、身体のどこかが壊れたり、誰かの手を借りなければ生きられなくなる。しかし、貧困世代の食生活は炭水化物中心。糖尿病、がん、高血圧…生活習慣病のフルコンボで医療費は爆増。そのうえ介護保険料は2040年に月9000円を超える見通し。これでは「長生き=自費刑務所行き」となりかねない。

そして最終防衛ライン──生活保護。2024年の申請件数は25万件超。すでに限界だが、今後増えるであろう“氷河期予備軍”は170万人。制度がパンクするのは時間の問題だ。にもかかわらず、生活保護の捕捉率は先進国最悪の15〜20%。困窮者を助けるのではなく、見なかったことにする文化がしっかり根付いている。「自己責任」が好きな国の、自己矛盾である。

当然、このままでは現役世代にツケが回る。保険料は増え続けるのに、手取りは据え置き。働けば働くほど未来が削れるという新感覚。まるで“未来への分割払い地獄”に加入させられた気分だ。

さらに社会保障費が膨れ上がる頃、ちょうど南海トラフ地震や首都直下地震がやってくる。気候変動による大災害も常態化。日本というボロ舟は、漏れた水を掻き出しながら、火山灰の降る海を彷徨っているようなものだ。

しかも、すでに半分が「困窮者予備軍」。自己責任の名のもとに、見捨てられる人々があふれれば、社会の秩序もガタガタに。万引きではなく「生きるための徴収」「生きるための犯罪」が日常になり、ディストピアの門が音もなく開かれる。

結局、日本社会は「皆で沈めば怖くない」方式を採用してしまったのだろうか。自己責任を言い訳にし、制度の矛盾から目を背け、やがて全員が共倒れする設計。それでも、まだ自分だけ良ければと思うなら、もうそれは“日本人”をやめた方がいいのかもしれない。

ボロ舟ではもう進めない。未来の船は誰かが用意してくれるものではない。同じボロ船に乗ってしまった日本人、見晴らしの良いブリッジに居ようが暗い船底に居ようが・・沈むときは全員沈むのである。

ならば、自分で手作りするしかない。簡素でも、小さくてもいい。せめて、自分と大切な誰かが乗れる“救命ボート”を今こそ用意すべきだ。

さぁ、日本の未来は“慣れ”に押し流されていいものなのか──その問いに、今こそ答える時である。さぁ〜日本人に生まれてしまった貴方!日本人が99.999%強いられる苦難のソリューションは準備開始していますか?

2025年07月12日

バグが恐ろしい!

イーロン・マスク氏という“人間のフリをした試作品”バグが有る人間である事は間違いない!

「なぜかこの人がいると、組織が加速する。そしてバクで吹き飛ぶ」テスラ車にAIグロッグ4(Vr4になり最も優れたAIとなった)が搭載されるとの事!クルマと会話が出来る様になる。しかし、会話でクルマをコントロールしている時に気付かぬバグでド深刻なアクシデントが起きなければ良いがぁ〜〜〜心配である。

イーロン・マスク氏という男は、資本主義がつくり上げた最高の発明であり、最大のバグかもしれません。テスラもスペースXも、型破りな革新で世界を変えたと言われます。でもその裏には、社員の心身を毎秒のように消費し!消耗し続ける“人間発電所”のような働き方がありました。

たとえばテスラでは、「自由と責任」はセット売りです。自由にやっていいよ、ただし失敗したら即アウトね。元社員が「太陽に近づきすぎるな」と冗談を言い合うのは、たぶんブラックジョークじゃなくて生存戦略です。

さらに、マスク氏の下では「なぜやるのか」を問うのはご法度です。「サイバートラックを水に浮かせろ」と言われても、「それって船ですか?」とは聞けません。理由を問う前に完成させろという哲学。たぶんピラミッド建設の頃から変わってない。

「火星に行こうぜ?」を私は彼は地球沸騰化で人類を救う為と勘違いをしていました。実は彼は地球温暖化など止める気も無いのですね!温暖化は確実、その時エネルギーの有効活用は価値を生む!儲かる!これダケです。

そしてテスラの電気自動車なども・・顧客全体の事(売れる事)は考えるが・・顧客1人の事(個別の幸せ)など全く考えない、ビジネスと云う領域では考えても意味が無いと第一原理思考で判断しています。時々Xでのマスク氏のやるアンケートも自分の意見を肯定する為のマスク信者への教祖としての道具以外に無い。

で無ければ「石油ジャブジャブ、温暖化なんて大嘘だ!」と言うトランプ氏を応援する事など温暖化を防止して人類の未来を真に考える人間ならあり得ない事です。案の定!私が本ブログで予測した通りの大喧嘩の敵対関係になった!

ただ、「火星に行こうぜ?」は”人類初を自分がする事”にのみこそ、彼の”全能感”を満足させる自己肯定があるのです。彼の行動の基本は彼の異常は好奇心を満足させる事なのですね!xAIも宇宙の真理を探究する好奇心が目的なのですね!

でもマスク氏は、まず自分が動きます。工場で寝泊まりしながら指示を出す姿は、確かにカリスマ的。しかしその姿勢は、裏を返せば「君たちも当然やるよね?」という無言の圧です。過労で倒れても、テスラの床で倒れるなら名誉死。そんな“覚悟”がないと生き残れない職場って、もはや現代の修験道か何かでしょうか?。

そして忘れてはいけないのが、ツイッター(現X)買収の一幕。乗っ取った瞬間、社員の約8割をバサッと解雇。広告宣伝部の効果未達で、マスク氏の言う通りにしなかった事で、宣伝部丸ごと廃止で全員クビ!前代未聞の大量首切り劇。私たちが“人の心”と呼ぶ部位は、彼には標準装備されていないのかもしれません。あるいは、コスト削減のためにオプションから外したのでしょうか。

しかもその感性は、政治にも及びます。かつてトランプ支持を表明したかと思えば、後に大喧嘩。まるで不良同士の友情と決裂。カオスの中でのみ正気を保てるタイプ、そう、アナーキストとカリスマが同居した稀有な存在なのです。

でもここで笑えないのが、人類のかなりの希望が彼に託されているという現実。EVの未来も、火星移住も、Twitterの言論空間さえも、いまや“あの人の気分次第”。地球というステージが、彼にとってはちょっと狭く感じるのも無理はありません。むしろ我々のほうが彼の思考空間には狭すぎるのかも。

この不条理を前にして、私たち凡人ができることは何でしょう?「常識」「丁寧な仕事」「チームワーク」といった、昭和から温めてきた美徳は、彼の前では通貨価値ゼロです。手取り足取りのマニュアル教育も、プロダクトマネージャーの承認フローも、全部ぶっ壊されます。ある意味、官僚主義の対義語が「イーロン・マスク氏」なのです。

でも皮肉なことに、そんな過酷な環境を「最高の学び場だった」と語る卒業生が多いのです。燃え尽きた後の達成感か、それとも共依存か…。いずれにせよ、“テスラ卒”というキャリアが、まるで精神修行の証のように扱われている現実は、少し恐ろしくもあります。

たとえば日本の企業社会では、「空気を読む力」「無難にまとめるスキル」「深夜の残業後に笑顔で帰る礼儀」など、見えないスキルで評価されます。一方マスク氏の世界では、「結果以外すべて無価値」。前例主義の真逆です。そう、我が国の価値観とは水と油。いや、電気とガソリン。

結局のところ、イーロン・マスク氏という存在は、人間社会における“合理性と狂気の境界線”をくっきり見せてくれます。私たちは「人間らしさ」と「成果主義」の間で揺れながら、今日もExcelの関数エラーに悩み、社内稟議の押印を待っています。そう、火星どころか、印鑑からも脱出できていない。

それでも、私たちはどこかで羨ましく思ってしまうのです。恐ろしくて近づけないけれど、もし少しでもあのスピードと革新に触れられたら…と。マスク氏は、私たちの中の“怠けたい気持ち”と“何者かになりたい願望”の、どちらにも火をつけてしまう奇妙な火種です。

そして今日も彼は、地球と我々の常識を横目に、まるでこう言っているかもしれません。

「そんなことより、火星に行こうぜ?」俺が行くと決めたのだから!!!

Negative Capability

「空気と一緒に沈む国」〜考えることが最も勇気ある行為になった日〜今の日本では、考えることが“贅沢”になりつつあります。

「難しい話は嫌い」「なんかそう思ったから」「よく分かんないけど…」――こんな言葉が堂々と歩いている社会。テレビのワイドショーもSNSのタイムラインも、断言と感情ばかりが目立ち、じっくり考える余白はどんどん消えていきます。

「自分の感覚の方が正しい」と胸を張る人が好感され、「専門家の意見は信用できない」と鼻で笑われる。この風景を前に、知性という言葉が、まるで「めんどくさい正義感」みたいに扱われてしまうのです。

でもそれは、ただ怠惰だからではありません。人は本能的に、わからないことや、答えの出ない問題に直面すると、不安になるものです。不確実性や曖昧さにじっと耐えるというのは、実はとても難しく、そして苦痛や痛みを伴う行為です。

だからこそ今、必要なのが「ネガティブ・ケイパビリティ(Negative Capability)」――答えが出ない状態に耐え、急がず、じっくりと考え抜く力なのです。

「考えない方が得」な社会のしくみ。学校では「正解を早く出せる子」が優秀とされ、会社では「上司の顔色を察する人」が評価される。意見よりも空気を読むことが求められ、議論は「生意気」とみなされる。反論は「KY(空気読めない)」の烙印。

これでは、思考力よりも“沈黙力”ばかりが鍛えられます。そしてみんなが無難な正解に乗っかることで、社会全体が「考えないこと」を前提に動いていくのです。

それはまるで、ハンドルもブレーキもない満員バスが、全員沈黙のまま高速道路を走っているようなもの。行き先は不明、でも空気が静かなら安心。それがこの国のリアルです。

専門家は煙たがられ、正論は嫌われる!勉強のできる人よりも、「うまくやってる人」が好かれる社会。専門家の発言は「偉そう」、分析は「上から目線」。一部の人にとっては、「知識」とは“階級”であり、気に入らない存在です。

SNSでは断片的な情報が感情の燃料に変わり、誰かの丁寧な説明は5秒で切り捨てられます。ゼロか100か、敵か味方か。その二極化の中で、「曖昧なグレーに留まる思考」など、評価されるわけもありません。

でも本当は――簡単に割り切れない“もやもや”の中にこそ、私たちが向き合うべき真実があるのではないでしょうか。

ネガティブ・ケイパビリティを捨てた代償!すぐに解りやすい安直な答えを求め、結論を急ぎ、不確実さに耐えられない。その結果、私たちは「考え抜く」ことを放棄してきました。

「原発再稼働? なんとなく仕方ないでしょ」
「少子化? 若い人がだらしないだけ」
「円安? 世界のせいだからしかたないよ」
「借金!何とかなるでしょ?」
「老後!年金減少!生活費?何とかなるでしょ!」

――こうした“思考の省略””目の前の欲!第一優先”が、日常会話のように飛び交う。でも本当は、そんなに単純な話ではない。ただ、その複雑さに直面すると、私たちは疲れてしまう。解ろうとすればするほど、自分の限界や不安にも直面するからです。

でも、それでもなお。その“不快な曖昧さ”の中に居続けること――それが本当の思考であり、社会を守る知性なのです。

空気に逆らう、それが最大の勇気!!!「みんなそうしてるから」「前例がないから」「空気が読めない人とは関わりたくない」――そんな言葉が、議論の芽を摘んでいく。やがて誰もが口を閉ざし、「空気だけが判断する国」になる。

でも今、この社会に本当に必要なのは、「わからないけれど、考え続ける」という姿勢です。勇気を持って黙りこまず、不安と共に生きる覚悟。これこそが、崩れゆく時代の中で、私たちが身につけるべき力です。

最後に、小さな一歩を!ネガティブ・ケイパビリティとは、弱さではありません。「答えが出ない問いに耐え続ける力」であり、「わからないことと共に考え続けて生きる勇気」です。

だからこそ、今日この瞬間にできることは、たったひとつ。

「それって、本当にそうなの?」

と、問い直してみること。エビデンス度の高い論文や書籍等をなるべく多くの考察を深堀して学びぬく事!

それは空気にささやかに逆らう行為かもしれません。でも、その一言こそ!勇気こそ!忍耐こそ!が、私たちの未来を守る“知性という防波堤”の第一歩になるのです。

2025年07月11日

デタラメ政治を許せば、その先はデタラメ人生となる貴方が居る。

「考えることが面倒な国」のゆくえ──縮小する脳のメモ帳と日本社会の不都合な真実──

最近、「考えることをやめた人」がやたらと増えた気がしませんか?駅前の雑談、職場の会話、SNSのタイムライン。どこを切っても、まるで脳の中のメモ帳が真っ白なまま話が進んでいるような軽さ。これが現代の“標準装備”なのだとしたら、なかなかに末期的です。

そもそも「考える」という行為には、ものすごいエネルギーが必要です。とくに、自分と異なる意見をじっくり咀嚼し、良し悪しを判断するには、精神的な筋トレにも似た痛みが伴います。でも、その痛みこそが人間を成長させる唯一の道。…なのに今の日本社会はどうでしょう。ちょっとでも不快だったり複雑だったりすると、即・感情で切り捨て。反論されると即・被害者ポジションへ移動。もう、まるで思考を絶滅危惧種に追いやってるようです。

この現象の背景には、「ワーキングメモリの衰え」があると考えられています。これは一時的に情報を保持しながら処理する脳の機能。いわば、脳の“手書きメモ帳”。これが小さくなっていると、会話も議論もすぐにキャパオーバー。「え、何の話してたっけ?」となるわけです。

だからこそ、読書は最高のトレーニング。登場人物の関係を覚え、論理を追いかけ、物語を頭の中で組み立てる作業は、ワーキングメモリをフル活用する。特に小説や哲学書、科学論文のような“脳に負荷をかける本”は、知的筋トレそのもの。実際、Stanfordやリバプール大学の研究でも、読書が脳の前頭前野を活性化させることが確認されています。

でも、現代人にとっては「読書」よりも「短文と動画」が主食。X(旧Twitter)に流れる280文字も、考え抜かれた言葉と、脊髄反射のような感情垂れ流しとでは、質の差は天地です。でも、その差を感じ取れる人、今どれくらいいますかね?

そして怖いのは、この“思考スルー文化”が政治にも蔓延していることです。たとえば、政策の内容には無関心でも、「改革!」「減税!」というスローガンだけには飛びつく。財源のこと?知らんぷり。「とにかく変えてくれそうな人に1票」…いや、その“変える”の中身の実現性や財源が及ぼす長期的影響を見てから投票してほしいんですけど。

過去30余年バラまき続けた現在の日本はド衰退した結果が有り、今後その積みあがった天文学的な借金の及ぼす負の影響(未来の確実な困難)を考えれば、減税やバラマキなど出来る余裕など1oも有りません。

バラマキや減税をすれば、その負の影響は物価高や金利高で確実にばら撒いたり、減税した金額の数倍の負の影響=強烈な痛み・・が100%私たちを襲ってきます。

これは政治家の問題というより、私たち有権者の“メモ帳の小ささ”が起因とする無責任が生み出した結果ともいえます。耳ざわりのいい言葉だけを拾って、あとは思考停止。まるで、複雑なパズルを組むのを放棄して、1ピースだけ見て完成した気になってるようなもの。

しかも、嫌な情報や自分に都合の悪い話を聞くと、日本人はとにかく感情的に拒絶しがち。「そんなこと言われたら不安になる!」「データなんて信じない!」って、それ、考える前に閉じてませんか?
本来なら、そうした“不都合な真実”を一旦ワーキングメモリに乗せて、「自分の知識」と組み合わせてみることで、その影響を深く、深く、レイアー的に考え抜く事で、新たな視点が生まれるものなのに。

例えば、日本はすでにGDPの2.5倍以上という天文学的な借金を抱えています。にもかかわらず、「大丈夫、誰かがなんとかするだろう」「まぁ自分の代じゃないし」という思考停止の温床が、ポピュリズム政治を支えているのです。この国では、“未来”という言葉が、もはや他人事なのかもしれませんが加速度が付いた今の世は・・「まぁ自分の代じゃないし」は確実に自分の代に強烈な痛みとなって到来します。

「考えるのはAIに任せればいい」「情報なんてググればいい」。便利さの裏で、人間の“考える力”が急速に退化している。これ、まるで文明化したサルが、自分の脳を持て余して、スマホに脳みそを預け始めたみたいな話です。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

人間は「考える葦」である、とパスカルは言いました。葦のように弱くても、考えることだけは人間の特権であり、未来を切り開く唯一の武器です。
ワーキングメモリという小さなメモ帳を、少しずつでも育てていくこと。それが「考える日本」を取り戻すための、最初の一歩なのかもしれませんね!。貴方は大丈夫ですか?チャンと考え抜いていますか?

2025年07月10日

政治家が皆無で政治屋しか居ない日本・政治屋大好きの日本人

「国産のふりをした外国産」──農業を殺すのは、”誰か”を守る政治だった

かつて日本は「農業国」だった。いや、今でもそう言い張る政治家は多い。国会では「農を守る」「食料安全保障を強化する」といった耳あたりの良い言葉が並ぶ。だが現実はどうか。

食料自給率はカロリーベースでわずか38%(2023年度)。しかもこれは、米の自給率が100%近いために“見かけ上”押し上げられた数字だ。米を除けば、小麦15%、大豆7%、飼料用穀物1%以下。つまり、「主食は国産」でも「おかずも調味料も輸入まかせ」なのが実態だ。

では、せめて農業資材は国産か?といえば、それもノーだ。化学肥料の原料であるリン酸・カリウムは9割以上が海外依存。農薬の主成分も中国などからの輸入が多く、価格と供給のリスクは年々高まる。種子に至っては、野菜や果実のF1種の多くが外資系が開発・流通しているもの。「日本で育てても、育つ仕組みは外国産」というのが現代農業の姿だ。

そしてこれらをまとめて仕切るのが、””農協(JA)という“票の水田””である。もはや農業団体というより政治的装置。政権与党延命装置である。肥料も種も農薬もJAルートで調達し、共済保険もJA、貯金もJA、農地の相談もJA、そして選挙になると「自民党」だ。

「農協って、ショッカーか何か?」──こんな冗談を真顔で言う人がいます。でも、それって実は半分当たってるのかもしれません。いや、悪の組織ではないんです。農協は“農家の味方”として生まれた組織。でも、時を経て“守ってるのは本当に農業なのか”と問いたくなる場面が増えてきました。

私たちがスーパーで手に取る米や野菜。その裏には、@生産者→A農協支店→B経済連→C全農→D流通業者→E五階層にも及ぶ問屋や中買い⇒F小売店→G消費者という、いわば“七福神も真っ青な階層構造”があります。途中で何度も中間マージンが抜かれ、気づけば「生産者がもらえるお金」は“価格の3割以下”ということも珍しくありません。

しかも全国1,822社の米卸の内、売上高「100億円以上」の大手企業はわずか34社、全体の2%にも満たない存在です。ところが、この一握りの企業群が、業界全体の売上高の半分近く(47.5%)を占めています。

かくして、日本の農業は「国産」と言いながらも、資材も構造も輸入依存のハリボテ。農業政策は「食料安保」ではなく「票の安保」。その結果、守られたはずの農家はどうなったか?

答えは、疲弊と高齢化(平均年齢70歳)と後継者難である。小規模農家は儲からない。資材は高騰、売値は安い。農協に出荷しても、実入りは雀の涙。補助金でどうにか暮らす“延命農業”が、票という名の延命措置で産業としての自立性など無視して50年余も温存されてきた。

農家の平均年齢は約70歳。農地の4割が耕作放棄地の予備軍だ。それでも農協は改革しない。なぜか?
「変えると票が減る」からだ。大規模農家1社(3人で経営)が出来る為に小規模農家350軒が農地を提供(廃業)したとの事である。自民党の集票は1/100以下となる。

農業を大規模化し効率化しようと企業参入を図れば、「地元の農家が潰される」と反発を招く。農地の集約化を進めれば、「うちの土地が奪われる」と地元の声が上がる。だから、変えない。変わらないために、100倍の票がある。

そこへ自民党が乗っかる。選挙のたびに農協と連携し、「農を守る」という名目で小規模農家を温存。農村票は「減らせないインフラ」として機能し続けてきた。だが、皮肉なことに、その“守る政治”が、農を殺しているのだ。

一方、世界はどうか。オランダは九州ほどの面積で世界有数の農業輸出国。AIとセンサーで最適化された植物工場が並び、水や肥料の使用は最小限。イスラエルでは塩水を再利用するドリップ農法が進化し、米国ではドローンとビッグデータで広大な農地を効率運営している。

それに比べて日本は、「農地を守れ」「農村を守れ」と言いながら、耕す人もいなければ、作る土台も外国まかせ。農業を守ると言いつつ、変化は政治的リスクとみなされ、「農業の衰退」がもっとも安全な選択肢になっているのだ。

こうして、「票は残るが、農業は残らない」政治屋と農協等の村組織ダケを温存するという皮肉な構造が固定された。補助金と依存で農を延命し、農協村と政治村が共生する。農家は高齢化し、若者は去り、農地は荒れ、でも「守ってます」と言う。当のお先真っ暗な農家も・・現状維持でフェードアウトして行く。

それでも自民党は言い続けるだろう。「日本の農業は国家の礎」だと。だが本音ではこう思っているのかもしれない。「農業は票の礎だ」と。

経済合理性が無いモノは補助金が無ければ継続など不可能である。当然の事!その補助金が経済合理性を得られるように、その産業が時代に合い合理的に進化成長する目的では使われていない事に・・日本の農業の恐ろしき闇が存在しています。・・”寄生虫”・・が生き延びる事のみの農業!”寄生虫”以外は全員不幸になる日本の農業!!!

貴方の心の中にも・・・”寄生虫”・・・を良しとする持続性の無い闇が存在しているのかも知れませんよ!大丈夫ですか???

正しき日本人の実像とは?・・1930〜1945年の歴史が証明

日本人の感謝心と幸福度の関係・・日本の経済もドンドン低下、幸福度も同じくドンドン低下!なぜ?

「ありがとう」が口癖の国だと思っていた日本。だけど、実は感謝心がとてつもなく薄いって知っていましたか?その結果、先進国の中で日本の幸福度はほぼ最下位。

2025年3月20日、国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が監修する「World Happiness Report 2025」が発表され、日本は世界55位という結果となりました。 前年の51位から後退し、先進国の中では依然として低い水準です。日本の過去の順位は下記となっています。

日本の世界幸福度ランキング(World Happiness Report)

2012年(第1回) 44位・・・アホノミクス開始
2013年(第2回) 43位
2015年(第3回) 46位
2016年(第4回) 53位
2017年(第5回) 51位
2018年(第6回) 54位
2019年(第7回) 58位
2020年(第8回) 62位
2021年(第9回) 56位
2022年(第10回) 54位
2023年(第11回) 47位
2024年(第12回) 51位
2025年(第13回) 55位

「感謝心=幸福度」なのですね!まるで努力が実らないダイエットみたいに、感謝しない生活が心の脂肪を蓄え続け日本人の心を不健康(不満とストレス充満)にしているのかもしれませんね。

感謝の力、あなどるなかれ

心理学の研究では、感謝の気持ちが幸福感を高めることが証明されています。例えば、アメリカの大学生を対象に行われた実験では、日々「感謝すべきこと」を書き出したグループは、10週間後に幸福度が25%も向上したんですって(Emmons & McCullough, 2003)。感謝するだけで25%もハッピーになれるなら、ちょっとしたセールよりもお得感ありますよね。

一方、感謝するどころか「不満ばかり」を書き続けたグループは、見事にイライラが募ったとか。これ、まるで毎日ニュースのコメント欄を見てストレスを溜め込む現代人そのものです。「なんでアイツが成功するんだ」とか「また増税かよ」とか、感謝の欠片も見当たりません。

ここで重要なのは・・”不満”と”エビデンスに基づく正しい意見”をごっちゃにしてはダメです!例え自分の意見と違ってもエビデンスに基づく正しい意見に触れた不快や苦痛や怒りは、勇気をもって自分自身でそのエビデンスの元をたどり検証する事が不可欠です。人間的進歩をする基本中の基本です。

日本人はなぜ感謝が苦手なのか

それじゃあ、なぜ日本人は感謝が薄いのでしょうか?一説には「謙遜文化」が影響していると言われています。「いやいや、私なんて全然」とか「そんな大したことじゃないです」とか、ついつい自分の価値を下げてしまう。でも、これってよく考えると感謝のチャンスを自ら潰しているようなものです。

たとえば、同僚が手伝ってくれたときに「助かった、ありがとう!」で済むところを、「いやいや、あなたの方が大変でしょう」と返してしまう。相手の好意も無かったことにしてしまうんですね。これ、もはや感謝ブロックの達人技です。

感謝と脳の関係

実は、感謝を感じると脳が喜ぶことも研究でわかっています。MRIで脳を調べると、感謝を思い浮かべたときに前頭前野や側坐核が活性化するそうです。簡単に言うと、「ありがとう」を言うだけで脳がちょっとしたご褒美をくれるんですね。でも、日本ではこのボーナスステージをスルーする人が多い。セールの割引券を持っているのに使わないようなものです。

幸福度の先進国最下位の日本、しかもまともな国は30か国程度しか無いのに突き抜けて先進国最下位。アホノミクスからドンドン下がり続けている。それってつまり?

国連の「世界幸福度報告」2025年は55位。テストで言えば赤点。これはもう、「感謝の宿題、やってきましたか?」って先生に聞かれて黙り込む生徒みたいなもの。「いや、忙しかったんで…」って、毎日忙しいのはわかりますが、感謝って実は3秒でできるんですよ。

世界には民主主義で自由主義経済の、まともと言われる国が約30か国程度しか無いのですね!日本はそれを遥かに下に突き抜けて、もう”まともな国”の呼称は使えないのですよ!普通の国でもなく世界で唯一下落し続けている”異様な劣等国”なのです。

感謝の習慣、始めてみませんか?

ここまで聞いて、「それでも感謝って難しいよなぁ…」と思ったあなた。心配ご無用。感謝は習慣です。日々の中で小さな「ありがとう」を意識するだけで、心の筋トレになります。まずは家族や同僚に一言「ありがとう」を言ってみる。きっと、少しずつ心が軽くなるはずです。

もしかしたら、幸福度最下位の汚名返上も夢じゃないかも?感謝を増やせば、きっと世界も日本を見直してくれる…かもしれませんね。

人として最低限の事!「ありがとう」と「ごめんなさい」この2つの言葉が真心込めて心から話せる人間!相手の心に染み入る様な”感謝の行動”が出来る人間になりたいモノですね!貴方は大丈夫ですかね?

2025年07月09日

熱帯夜の連続する今の季節は賢さが問われる!

健康に適切睡眠は不可欠です。特に熱帯夜の連続する今の季節では入眠から目覚め迄の全部の時間をエアコン26〜27度で適切睡眠を確保してくださいね!⇒例外的に弊社の地熱住宅なら最小限のコストで熟睡が可能です。

特に日本の子どもはなぜ眠れない? 〜社会的時差ぼけという悪夢〜

「早く寝なさい!」と親が言う横で、宿題は山積み、習い事も詰め込み、スマホの画面はキラキラと輝いている。これで「早く寝ろ」って、なかなかの無茶ぶりじゃないだろうか。実際、東京大学と理化学研究所が行った大規模調査『子ども睡眠健診プロジェクト』によれば、日本の子どもたちの睡眠時間は、推奨される時間をほぼ全員が満たしていないらしい。

例えば、小学校6年生の理想的な睡眠時間は9〜12時間。しかし現実はというと、95%の児童がその時間に届いていない。「寝ている時間より起きている時間の方が長い方が効率的じゃないか?」なんて、どこかの働き方改革みたいな発想になってしまいそうだが、残念ながら子どもの脳にはそんな合理化は通じない。

さらに恐ろしいのが高校生だ。高校3年生になると、27%の生徒が6時間未満の睡眠で毎日を過ごしている。部活に塾に課題に…と、日本のティーンはまるで小さな社畜のように働いているわけだ。

社会的時差ぼけ 〜週末の寝だめは幻想〜

そして現れるのが「社会的時差ぼけ」という現代病。平日は睡眠不足でフラフラ、週末になれば昼まで爆睡。まるで平日は東京、週末はロサンゼルスを行ったり来たりしているかのような時差が生じる。この時差ぼけが1時間を超えると、授業中の眠気や集中力の低下が顕著になるという。そりゃそうだ、体内時計が迷子になっているのだから。

2時間以上のズレがある場合、健康リスクが高まるというから無視もできない。「週末の寝だめでリセットできる」という都市伝説を信じているなら、そろそろ目を覚ますべきだ。リセットどころか、体内時計がますます狂うだけである。

幼児からすでにスタートする睡眠不足

驚くべきことに、睡眠不足は赤ちゃんの頃から始まっている。平成22年の調査によると、日本の0〜3歳児の平均睡眠時間は11時間半。他国と比べても短いのだ。まだ寝返りも満足にできないうちから、社会のスケジュールに合わせた生活を強いられているのかもしれない。

中高生になると、5時間半未満の睡眠時間の生徒は、8〜9時間眠っている生徒に比べてうつや不安のリスクが1.5〜6倍も高まるという。「もっと勉強しなさい」という前に「もっと寝なさい」の方が先かもしれない。

ADHD? それとも単なる寝不足?

さらに興味深いのは、松山市の調査だ。公立小学校46校、約2万5千人の保護者へのアンケートで、睡眠不足が集中力の低下や問題行動に関連していることが示された。場合によっては、ADHDと誤認されるケースもあるとか。つまり、睡眠をしっかりとれば「うちの子、もしかしてADHD?」と心配する必要も減るかもしれない。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは?
ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)は、発達障害の一つで、主に以下の3つの特徴があります。

A. 不注意(Inattention)
物事に集中できない
課題や作業を途中で放棄してしまう
細かいミスが多い
聞いているようで聞いていないことがある
忘れ物が多い

B. 多動性(Hyperactivity)
座っていられない、常に動き回る
必要以上におしゃべりをする
授業中に勝手に立ち上がってしまう

C. 衝動性(Impulsivity)
順番を待てない
質問が終わる前に答えてしまう
他人の話を遮る

日本でのADHDの状況
日本では小学校に通う児童の約5〜7%がADHDの傾向があると言われています。つまり、クラスに1〜2人はいる計算です。特に「落ち着きがない」「集中力が続かない」という特徴が目立つため、学習や集団行動に困難を感じることが多いです。

誤認される理由
集中力の低下:睡眠不足だと脳がリフレッシュされないため、注意力が散漫になります。
落ち着きのなさ:疲れを感じると、逆に過剰な動きでエネルギーを発散しようとします。
問題行動:脳の疲労から自己制御が難しくなり、行動が衝動的になりやすいです。

重要な・・要点は下記
ADHDは本来、脳の発達に関する障害ですが、睡眠不足によって似たような症状が引き起こされる場合も多いです。だからこそ、ADHDと診断される前に、まずは十分な睡眠を確保することが重要です。もし子どもが集中できなかったり、落ち着きがないと感じた場合、「寝不足ではないかな?」と確認することも大切です。

早寝早起き、でも社会も変わろう

結局のところ、早寝早起きは大事だ。でもそれだけで終わらせていい問題でもない。子どもたちがちゃんと眠れるような社会のリズム作りが必要なのだ。「もっと勉強しなさい」の前に「もっと眠らせてあげなさい」。明日の成績よりも、10年後の健康を考えるほうがずっと大事だ。

社会全体で「早寝早起き推進週間」なんて作って、全員21時には布団に入る法律でも作れば、世界一の睡眠大国になれるかもしれない。もちろん、親も一緒にね。

@ 安全な食事と A 適切な運動と B 適切な睡眠、そして Cストレスコントロールの4点がとても大事ですね!その為には人生の全域に於いての投資のポートフォリオの適正化が不可欠です。特に過大過ぎる家創りのコストは人生を台無しにしてしまいますよ!。

欠陥設計の戦艦大和!・・・全く役に立たなかった現実

にっちもさっちも底に穴が開く――GDP1000兆円? いや、国の借金▼1,409兆円から目をそらすな。「未来への投資」と称する政策は、すでにいつ爆発するか分からない時限爆弾。

「2040年にはGDPを1000兆円に!所得も5割増だ!」…と威勢よく叫ぶ政権与党の隣で、数字に強いおじさんが冷ややかに言います。

政権与党の大風呂敷の大嘘!!!過去30年余全く成長させる事が出来なかった政治屋が選挙目当ての大嘘をついている!石破首相は、2040年に日本の名目GDPを1,000兆円まで引き上げること、国民の平均所得を5割以上増加させること、を参院選公約に掲げた、

思考停止の日本人ダケには受けるかも知れない日本のGDP1000兆円の倍増公約・・・しかし、”筋”が悪すぎる、作文した日本の官僚の質もここまで落ちたか!!!とガクゼンとする。

2倍のインフレ(4%インフレで15年間)にしたら何もしなくても実現可能である。国力をドンドン落として円を安くすれば簡単にインフレ率は上がる。

「で?国の負債は今いくらか知ってる?」最新の日本銀行『資金循環統計』によれば、2025年時点で政府全体の負債総額は▼1,409兆円超え。それ、GDPの2.5倍です。以下詳細サイト

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf

そう、私たちの財布が5割増える前に、国の借金はとっくに破裂寸前。まるで「自転車操業どころか、もう自転車のペダルが空回りしてるのに、さらに坂道を登れ」と言われている気分です。

🌀 物価が上がれば、金利も上がる。「つまり、詰み」
インフレが進めば「名目GDP」は増えます。これは事実です。でも、ここで日本がすっぽ抜けている“核心”があります。

▶ インフレが進めば、金利も上がるという基本原理。

これ、資本主義経済では「常識」です。でも今の日本、異次元の金融緩和という温室育ちの金利政策の中で、現実を直視することをずっと避けてきました。

仮に金利が**たった1%**上がれば、どうなるか?→ 国債の利払いだけで、長期的には年間15兆円以上の追加負担が発生します。金利は経済が2〜3%成長で、まともなら国なら3〜4%程度が正常値、これを利払いを抑える為に強制的に抑え込むと何が起きるか!それは円安と物価高が確実に例外無く起きます。

つまり、税収の大半が「借金の利息」で蒸発する構造。それを「未来への投資」と呼ぶなら、もはや焼け石にフルローンです。

🏛️ 参院選の立候補者たち、全員「財政出動派」という地獄絵図、今回の選挙、公約を眺めれば目を疑います。
▶「現金2万円以上の給付」
▶「消費税の減額や廃止」
▶「子育て給付金10万円」
▶「減税+ベーシックインカム」
▶「国土強靭化で公共事業倍増」
▶「防衛費はGDP比2%以上!」・・・トランプは5%にしろと強要するだろう。

ほぼ全員が財源など借金依存の“バラマキ合戦”のフルスロットル。税収の上振れだって本来は労働者への還元に充てる金を大企業がインマイポケットしているダケの事。本筋は労働者への還元又は借金返済が筋

まるで、火事で燃えてる家の中で、「家具を増やします!」「テレビを新品に取り替えます!」と叫ぶ候補者ばかり。消火どころか、さらに灯油をぶちまけるマニフェストがズラリと並ぶ。

…おいおい、国の借金は1,409兆円なんだぞ?子どもたちに何を残す気なんだ?「愛国」じゃなくて、「債務国」だぞ?

🧨 日本経済はもう“詰み将棋”状態
金利を上げられない(債務が膨大すぎる)円安が止まらない(輸入物価が爆上がり)少子高齢化で労働力も税収も目減り

インフレなのに実質賃金はマイナス継続

「打てる手がない」ことが、もはや明白なのに、政治はその現実を見ようとしません。「成長すれば解決する」と、30年間言い続けてきた結果が、30年間ゼロ成長と2.5倍の借金です。

これをまだ「成長戦略」と呼ぶのなら、それは脳内経済だけが好景気の無敵艦隊。でも現実は、燃料も弾薬も尽きた戦艦大和のように、音もなく沈みつつあるのです。

🪦 ブラックジョーク国家、日本
「GDP1000兆円に!」と掲げる候補者たちに、誰かこう聞いてください。

「で、その頃には借金はいくら?」
「南海トラフ地震が来たら、その成長、どう守るの?」
「インフレと金利上昇で、国債の利払いは何兆円に?」

その答えを、ちゃんと出せる人が一人でもいたら、まだ救いはあります。
でも、現実には「景気が良くなれば大丈夫です!」と、まるで神頼みのような返答ばかり。

いや、それもう経済政策じゃなくて、宗教だよね?

📌 まとめ:今こそ「目を覚ます政策」が必要だ
1,000兆円の夢よりも、日本国の負債▼1,409兆円と日本国に確実に到来する大地震被害額▼2467兆円のリスクの現実を直視する勇気が必要です。

▶地震や災害へのインフラ強化

▶少子化対策の本気施策

▶自動車だけじゃない新産業戦略

▶金利リスクと負債の統合管理

▶「成長頼み」の幻想からの卒業

政治家には、「国を救うふり」よりも、「国を壊さない覚悟」を求めたい。選挙が「夢比べ」になっているうちは、この国はずっと悪夢の中です。

「GDP1000兆円!」と叫ぶ前に、「▼1,409兆円の爆弾」「大地震被害額▼2467兆円」「地球沸騰化の大災害費用」をどう処理するか教えてください。でなければ、その夢も、未来も、私たちの生活も…全部まとめて「不渡り」になりますよ?

2025年07月08日

おぞましき間違った教育により、野生・感性・正義感・倫理観を奪われた日本の若者

今日も朝から1キロ先から景色が熱波により霞んで見え、2キロ先の駅前は見えない。昨日も太平洋は全部が霞んでしまい・・視界距離は1キロ程度であった。熱波で大量に立ち上がる水蒸気で景色が霞む!

地球沸騰化関心度世界最低!AI関心度先進国最低の日本の未来が心配ですね!「外国のAIで自動運転されるのは、日本の未来かもしれない」

四季のある国だったが今や二季!の日本。礼儀正しく、空気を読み、村の掟に従って生きてきたこの国は、いま、じわじわと“デジタル植民地”への道を歩んでいる。

その象徴が「デジタル赤字」。2024年、日本はIT関連サービスで▼6.7兆円の赤字。AI、クラウド、自動運転ソフト、ロボティクスの頭脳などを海外に依存し、その使用料を毎年支払い続ける構造に、完全に取り込まれてしまっている。20年後はデジタル赤字は約▼23兆円/年規模⇒エネルギー輸入量に相当!食料輸入量の2倍に相当する事になる。

最悪ケースでの研究では年間赤字額:2045年最大▼30兆円/年、20年間の累積赤字:最大 約▼360〜400兆円と云う研究も有ります。

可能性が高い今後20年間での累積赤字は▼250兆円超という試算。これは社会保障費の10年分に相当する金額である。もう「赤字」などと気軽に言ってはいけない。これは“国富の流出”であり、ある種の「国家機能のレンタル費用」である。

そんな中、日本のデジタル戦略を担うのが、デジタル庁。その予算は、2024年度で約1,300億円。それなりの数字に見えるが、米国のAI関連国家支出(数兆円規模)!テスラなど1社で1兆円以上をAI投資している。アメリカ全体では2025年のAI投資合計額は約70兆円を超す。同じく、中国の国家プロジェクトによるAI投資(数兆円超)と比べれば、一桁も二桁も足りない。国家戦略というより、地方自治体のスマホ教室に毛が生えた程度の印象すら拭えない。

さらに問題なのはAIの利用率の低さである。アメリカや中国、韓国などは企業のAI導入率が50〜60%台に迫るが、日本は未だ20%台。生成AIに至っては、現場の教師が「ChatGPT禁止」の貼り紙を出している始末。まるで“江戸時代の寺子屋”が、未来の言語を禁じているかのようだ。

このまま進めば、AIに乗っ取られるのは「クルマ」ではなく「主権」かもしれない。特に、自動運転や医療ロボットの進化が進めば、日本は年々何兆円も“AIの利用料”を海外企業に支払う「AI版のガス欠国家」になるだろう。

そして、AIを支えるインフラも全滅状態。GPUは足りず、電力は高く、クラウドはAWSやGoogle Cloudに依存。国産クラウドは性能もスケーラビリティも追いつかず、選ばれない。つまり、AIという未来の“電気”を外国から買うしかない国なのだ。

このままでは、将来の日本は「出稼ぎ国家」になる。自前で稼げる産業が減り、外貨を得る手段がなくなる。若者がフィリピンやベトナムのように海外で働き、家族に仕送りをする日が来るかもしれない。

そして、そこに追い打ちをかけるのが「1000年に1度の地震」や「地球沸騰化による災害」「高金利による天文学的な利払い」だ。インフラは崩れ、国家の借金は利子で再生産され、格付けはAからBBB、そして“ジャンク債”へ転落する未来が現実味を帯びる。

こんなにド衰退の日本国にしてしまった政治屋の支持率が未だに圧倒的に高いと云う日本人の無思考ぶり、反知性主義の恐ろしさを・・私は本当に憂いている。自分の未来を親子代々の政治屋に破壊されても怒りが湧かない若者ばかりの日本!

私たちは、もう「空気を読む」のをやめるべきではないか?”村温存の為の先送りの空気”に従いすぎたこの国は、すでに時代を読めなくなっている。

自国で使う技術は自国で開発し、AIもクラウドも国産化する努力が必要だ。そうでなければ、デジタル赤字▼250兆円の赤字は“始まり”に過ぎない。未来の日本人が「なぜ私たちは、かつてこんなにも他人任せだったのか」と振り返る日が来るだろう。大災害後には日本人は実質植民地化されて、アングロサクソンやチャイナに奴隷扱いされている可能性さえあり得る。

このまま放っておけば、日本は「高齢者がガラケーを使い、フィリピンやベトナムの様な若者が海外に出稼ぎに出る、AIに主権を委ねた島国」として、歴史に名前を残すかもしれない。

…さあ、あなたは──どうしますか?

反知性主義者が爆増する日本社会もヤバイ事になる。

トランプ氏は日本との関税交渉にイラついて、関税25%を一方的に通告して来ました。日本企業の業績は約10%程度押しされられると日本経済新聞は予測をして居る様です。反知性主義者をリーダーにするととてつもない大混乱が確実に起きます。

■祝・トランプ記念日?──「反知性の暴走国家」に沈まないために
ある日突然、「iPhoneはアメリカで作れ!」と声を張り上げた男がいました。その声の主は、アメリカ合衆国の大統領のドナルド・トランプ氏。しかも、誕生日に軍事パレードを要求し、お札に自分の顔を印刷したいと語り出す始末。やがて本当に「トランプ記念日」が国民の祝日になったら…笑うどころか、これはもう悪夢です。

でも、この話はフィクションでも風刺画でもなく、現実の政治に棲みついてしまった「反知性主義」という病のひとつの症状なのです。

たとえば彼の「iPhoneをアメリカで生産すれば貿易赤字が減る!」という主張。わかりやすいようで、恐ろしく誤解だらけです。実際、iPhoneの中身を価値別に分解してみると、価値のほとんどはアメリカ国内での設計や台湾のTSMCで製造される高性能チップにあります。組み立てをしている中国で生み出される価値は、全体のわずか”””4%未満”””。まるで、三ツ星レストランのフレンチを皿に盛っただけの工程を「料理した」と言い張っているようなものです。

つまり、トランプ氏の主張は、最新の経済活動──いわゆる「ファブレス製造業」──の実態をまるで理解していない。設計や知財、グローバルな分業構造、そして統計の限界に対する無知。それらすべてが、彼の「国内生産すればすべて解決」という発想に凝縮されています。

もちろん、無知が自分ダケで完結すれば罪ではありません。しかし、知ろうとしない者が力を持った時、それは社会全体にとって危機になります。

なぜなら、現代の工場はかつてのように大量の人手を必要としません。最先端の工場では、雇用はかつての1/10程度!しかも頭脳明晰の人間しか必要としないのです。ロボットとAIが黙々と働く中で、昔ながらの「工場=雇用の母」という図式はとっくに崩れているのです。⇒トランプ支持者のラストベルトの負け組が働く場など99.9999%増えない。

にもかかわらず、トランプ氏は「工場をアメリカに戻せば、雇用が戻る!」と繰り返す。まるで50年前のノスタルジーで国を動かそうとしているかのようです。

さらに問題なのは、彼のようなリーダーの存在が「思考より感情」を優先する社会を正当化してしまうこと。「自分が不快に感じることは全部フェイクニュース」「自分に都合の悪い現実は陰謀」──こんな空気が蔓延すれば、誰もファクトを見ようとしなくなる。そして、気がつけば「知性」は「裏切り者」とみなされ、「知識」は「エリートのごまかし」と断罪されてしまうのです。

この風潮こそが、「反知性主義」の本質です。そして、これはアメリカだけの話ではありません。私たちの国でも、兵庫県知事選挙やNHK党や国民民主党の躍進に見られるように、耳に心地よい言葉=ポピュリズムに踊らされ、根拠なき政策や感情的な扇動に身を委ねる空気が広がっています。

歴史を見ればポピュリズムの蔓延は独裁政治となり、そして戦争に向かった例外無き歴史が存在します。

本来、民主主義とは「自分で考え、自分で選ぶ」ことが土台です。けれど今や、考えることが面倒だと感じる思考停止の人々が増え、「代わりに怒ってくれる人」が人気を集めています。その代表が、まさにトランプ氏なのです。

でも、それでいいのでしょうか?思考を止め、怒りを丸投げしたその先にあるのは、「自由な社会」ではなく「感情に支配された社会」ではないでしょうか。

トランプ氏のような人物がリーダーとなり、絶対君主のごとく王様気分で「iPhoneはアメリカで作れ」「祝え、俺の誕生日」「お札は俺の顔にしろ」と叫び、知性と事実を敵に回す社会が再び訪れるとしたら──それは経済の破壊以上に、民主主義そのものの崩壊を意味するかもしれません。

知性を嘲笑い、現実をねじ曲げ、国のかたちを私物化するリーダーに、未来は託せません。

願わくば、「王様は裸だ」と、勇気をもって言える社会であり続けたいものです。たとえそれが、世界でいちばん売れているスマホの中身と同じくらい、複雑で分かりにくくても。

今の今!反知性主義者がトランプの様な頭目が現れて不満を煽り、敵を知性と見定め、集団化した恐ろしい時代に向かって居ます。1930〜1940年頃と全く同じ傾向です。おそらく分断は加速され、不満が怒りとなり争う事が世界中で始まるのでしょう。

その時、貴方の子は鉄砲を担いで戦う事を強制される時代が到来します。この時代変化は特に日本人の場合、空気変化であり反対する事は不可能でしょう。そういう空気に支配される民族性の恐ろしき民、それが日本人の持つ歴史の証明する負のDNAの本性です。

悲しみ、慟哭に暮れる時代が再来するでしょう。

2025年07月07日

見たいものダケ見て、信じたいモノだけ信じる日本人

「クルマ屋」であり続けた代償 〜トヨトミ信者がまだ知らない、致命的な遅れ〜

「まだ本気を出していないだけ」「本気を出せばトヨトミが勝つ」そう信じたい人は多いでしょう。でも、世界はもう――別のゲームに突入しています。しかもトヨトミが得意だった「ハードウェアの品質勝負」ではなく、AI×ソフトウェア主導のインフラ競争という、まったく新しい土俵で。

そしてトヨトミが得意だった「ハードウェアの品質勝負」でも負け始め、大得意のはずのHV・ハイブリッドでも負け始め、価格でも大負け状態の今!

A. 「AI×EV×自動運転」は統合戦、トヨトミは分裂戦のまま
@ 世界の最先端EV(Tesla、BYD、Xiaomiなど)は、車両制御・エネルギー管理・自動運転・UI・クラウド通信を統合ソフトウェアと1チップ制御で動かしています。

A 一方のトヨトミはどうか?
2023年の時点でも、多くの車種で80〜100個近いECU(電子制御ユニット)をバラバラに配置し、それぞれを「系列サプライヤー」ごとに別開発、別管理。これではシステム全体をリアルタイムで制御することが不可能です。

B たとえるなら、100人が別々のキーボードを叩いて1台のピアノを弾いているようなもの。美しいメロディ(=自動運転制御や統合エネルギー管理)は永遠に鳴りません。

C しかもECUの演算能力は致命的に低い

現在の上位20社:ECU 演算性能(TOPS)
順位 メーカー・システム名 演算性能(TOPS) 備考
1  Xpeng Turing AIチップ 2,200 TOPS FT報道によると、Nvidia Orin-Xの約3倍
2  Nvidia Drive Thor 2,000 TOPS Li Auto等が採用
3  Nio Adamスーパーコンピュータ 1,016 TOPS Orin-X ×4搭載
4  TESLA  ハード4モデル(HW4) 750TOPS
5  XPeng/Li Auto Orin-X ×2構成 508 TOPS XPeng, Li Autoで採用
6  Recogni Scorpio 1,000 TOPS 各社評価中
7  Xiaomi Drive Orin‑X (上位品) 508 TOPS SU7搭載
8  Nvidia Drive Orin-X 単体 254 TOPS Xiaomi Pilot標準モデル
9  BYD DiPilot 600(Orin-X ×2)600 TOPS Highway & city NOA対応
10 BYD DiPilot 300(Orin-X ×1) 300 TOPS ハイエンド向け
11 BYD DiPilot 100 100 TOPS エントリーモデル
12 Nvidia Drive Orin 400 TOPS Orin性能
13 Nvidia Orin Nano/NX (E EAORA10)34〜157 TOPS モデル別性能

14 先進メーカーのADAS ECU 500〜700 TOPS
15 多数の一般OEM ADAS ECU 80〜200 TOPS 市場の典型範囲⇒日本メーカーはこの内でも低位

トヨトミをはじめとするオールドエコノミーメーカーは約1/10程度のECU能力しかないのが現状。特に日本国内製はもっと低いかも?

もうテスラが2025年末のHW5を自社製造して、最低でも約 3375 TOPSのECUを搭載すると云うのに・・

B. ECU統合の遅れは、すべてのソフト開発を阻む「根本病」
@ ソフトウェア定義車(SDV)の世界では、中央統合型ECU(Domain ControllerやVehicle Central Computer)による制御統一が大前提。

A ところがトヨトミは、系列取引・縦割り開発・ソフト外注構造のために、統合ECU化を「できなかった」「やらなかった」「遅れている」の三重苦。実際、SDV開発を担う「Woven by トヨトミ」でも、中心人物の流出・方向性の迷走が相次ぎ、2025年時点でまだプロトタイプレベル。

B このECU統合の遅れが、AI制御や自動運転レベル4以上の実現を物理的に不可能にしていることに、多くのトヨトミファンはまだ気づいていません。

C TeslaやBYDが単一制御基盤+OTA(無線アップデート)+クラウド連携AI制御を当たり前にしている中で、トヨトミはまだ「部分最適の寄せ集め」=昭和的設計のままです。

C. AI人材と開発哲学、「クルマ屋」のままでどうする?
@ トヨトミは2019年から始めたソフト開発、2023年末に「グローバルで3,500人規模のソフト人材を育成・採用する」と打ち出しましたが、中国のXiaomiはEV参入初年度でソフトエンジニアを3,400人超採用。しかも全員がEV専属の社内直雇用です。

A BYDも自社で走行OS、インバーター制御、センサー連携AI、ダッシュボードUIまで全て内製。トヨトミが外注・系列企業に頼っていた領域を、10倍速で自社化・集約しています。

B トヨトミ社内の技術者からも「AI制御の要となる中核ソフトが外注先頼み。これでは競争できない」という声が上がっています。

C しかも、いまだに上層部は「クルマ屋がAIなどに深入りすべきでない」というエンジン音”ヴァぉ〜ん”大好きの“硬派”な信仰に縛られている節もあります。それ、まるで「AI自動筆記の毛筆仕様があるけど、手間暇かけまくり墨を刷り毛筆で書いた方が味が出る」と言ってるような話です。

D. 中国では空気、アメリカでも後手、国内だけが「ぬるま湯」
@ 中国市場ではトヨトミのシェアが5年間で約6%→2.9%へ半減。現地で売れるのは、OTAで進化するEV、AIが搭載されたスマートカー、そして安価で高性能な自動運転モデル。

A BYD、Geely、Xiaomi、NIOなどはスマホ感覚で進化するソフト主導のクルマを月単位でアップデートしています。トヨトミ車は、工場で組んだら基本そのまま。

B アメリカでもTeslaに加え、Apple出身者が作る新興EVスタートアップが次々に登場。AIやGPUによるソフト開発が前提の時代、ハードでの品質アピールはもう通用しません。

C しかも、その品質でも中国勢に劣後し始めた!価格が強みの日本車の中国ニューエコノミ―メーカーは1/2〜1/3の値段となっている。

D それでも「日本ではトヨトミが一番売れてる」という事実に安心する向きもありますが、これはまさにガラパゴスの温泉で茹で上がっているカエルの安心感に他なりません。

結論:「まだ追いつける」と思っている間に、もう別のレースに移っている「トヨトミが本気を出せば」「やる気になればすぐ挽回できる」――そう言っていた人たちは、5年前も同じことを言っていました。

しかし、現実はどうでしょう?
● ソフト開発は外注のまま
● ECU統合は遅れたまま
● AI人材は不足したまま
● 中国シェアは半減したまま
● 経営者は「マルチプッツンウェ〜〜」を連呼

トヨトミが今から始めるという「ソフト戦争」は、相手にとってはすでに実戦経験9年分以上の貯金がある世界です。しかも、トヨトミは設計思想そのものが昭和で止まっているのでは、追いつくどころか、追いつくためのルールブックすら違うのです。

かつて「品質のトヨトミ」と呼ばれた時代は確かにありました。でも今は、「AIと統合制御の時代に、中国企業に品質さえ負ける現実では戦えない」という冷酷な現実が、そこにあるのです。

今の今!日本人に一番欠けているのは・・「正しくモノを見る事」・・AI時代に「神国日本は深刻日本」となるのです。

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