2025年6月よりテスラがロボタクシーを開始する!嘘かホントか?
EVより深刻? 日本があらゆるモノに遅れている!その1つが「SDV」開発〜自動車の未来と、日本の課題をわかりやすく〜
私たちの暮らしを支えてきた自動車。今、100年に1度といわれる大きな変革の波が来ています。電気で走る「電気自動車(BEV)」、自動運転、そして今注目されているのが「SDV(ソフトウエア定義型自動車)」です。SDVと相性が良いのは確実にシンプルなBEVです。
なぜか?ソフトをコントロールするECUはガソリン車等では100個を超えるケースも普通ですが最先端のBEVでは現在3個〜1個です。簡単に言えば同じ仕事をするのにパソコン100個を駆使して仕事をする場合とパソコン1個で済む場合とどちらが効率が良く正確か?なんて誰でも判る事ですね!
しかし残念ながら、こうした流れのなかで、日本の自動車メーカーはICE車に拘り続けて海外勢に押され気味です。特にSDVの開発では、その遅れが深刻だといわれています。
そもそもSDVってなに?SDVとは、「ソフトウエアで機能や性能を定義・進化させていく車」のこと。ハードウェアの性能だけでなく、次のような点がソフトの力で変わっていきます。
エネルギー効率の改善
カーナビや音声認識の高度化・・・ビークルは言葉で操る移動媒体と2025年末より進化する。
定期的なアップデートによる新機能の追加
車内の快適性(音楽、ゲーム、動画など)の向上・・動くオフィス、動くリビング化する
つまり、車が「買った時のまま」ではなく、スマートフォンのように、ソフトの更新で進化していくというイメージです。パソコン1台アップデートするのと別々の機能のパソコン100個をアップデートするのではどちらが有効で正確に出来るかなんて・・こんな事も誰でも判る事ですね!
日本人ダケこの原理原則が判らず(判っても無視する)に現状維持をし続けるのか?
なぜ日本は遅れているのか?その背景には、日本全体の「デジタル技術」への苦手意識があります。例えば、日本のAI(人工知能)の利用実態は以下のとおりです(2024年総務省「情報通信白書」より):
「AIを使ったことがある人」の割合
中国 :56.3%
アメリカ:46.3%
日本 :9.1%・・・・我が家では妻も私もAIを使わない生活なんて想像が付きません。メチャクチャ便利で毎日使い倒しています。
「AIを積極的に活用する方針」と答えた企業の割合
中国 :71.2%
アメリカ:46.3%
日本 :15.7%
日本人は「使い方がわからない」「生活に必要ない」と感じる人が多く、まず「試してみる」という第一歩が踏み出せていない現状があります。
デジタル化が進まない背景には…日本人は「モノづくり」に誇りを持ち、職人技や丁寧な手作業を大切にする文化があります。その一方で、デジタル技術に対しては「食わず嫌い」になりがちです。
デジタルで効率化すべきところまでアナログにこだわってしまい、時代に乗り遅れてしまうケースも見られます。
SDVが重要視される理由、電気自動車(BEV)は部品の組み立てが比較的容易で、資金があれば新興企業でも参入できます。実際、アメリカのテスラや中国のBYDやシャオミやファーウェー等々の中国新興企業約10社程度が急成長しています。
一方、一端遅れてしまったオールドエコノミー企業は、SDVは以下のような理由で「巻き返しが難しい」とされています。
ソフト開発やAI等の進化の為の広大で莫大なデーターセンターやエンジニア確保に膨大な資金が必要
高度なプラットフォーム(AWS(Amazon Web Services)のような基盤)や莫大なデータ収集の為のシステム環境が必要
経験とノウハウの蓄積がモノを言う・・AI成長は加速度的に伸びていくので先行者利得はとてつもなく大きい。後発者は先行者の何倍、何十倍の有効な投資(すでに有効な人材は枯渇)をしないと追いつく事すら出来ない。
たとえば、2025年にアマゾンが予定する投資額は約1000億ドル(約15兆円/年)。ホンダはSDV開発に2030年までに2兆円/年(5年間で10兆円)を投資すると発表しましたが、投資資金力の差は明らかです。
その他にもテスラやエヌビディア、BYD、ファーウェー等々のニューエコノミー企業のAi投資額は莫大です。BYDの研究開発費は売上3倍弱のトヨタさえ投資実額で抜いていますしSDV最先端のテスラさえ実額で上回っています。まさにBYDはSDVやAI開発に社運を100%かけています。
遅れてしまったホンダはアマゾンのAWSを使って開発を進めています。日本にはこのレベルの基盤技術を持つ企業が存在しないという弱点もあります。
自動車の役割は変わってきている、かつては「運転する楽しさ」「所有するステイタスや喜び」が車の魅力(付加価値)でしたが、今は若者の車離れも進み、「移動のための道具」としての役割しかない割り切りが強まっています。
そしてこれからは、自動運転が当たり前になれば、車は
@ゲームや映画等が楽しめる空間、A仕事ができる小さなオフィス、Bリラックスできる空間、C乗員相互とお茶や食事等で楽しめる空間、D眠れる空間、等々時の質を上げる移動空間へと変化していく可能性は確実です。
つまり、「どんなソフトが載っているか」「どんな移動空間快適性」が、車選びの大きなポイントになる時代が、すぐそこまで来ているのです。移動空間の快適性がもう一つのBEVのハード的な価値となります。
すでに中国先進メーカーの複数で路面を1秒間に1000回もトレースして統合油圧式フルアクティブサスペンションと云う5段のシャンパンタワーが倒れない様な揺れないBEVも中国ではリリースされ始めました。
日本車の未来のカギは?電気自動車(BEV)は、AI化され言葉で操る様になる事も間違いありません、その時日本のメーカーは、自力では殆どAI化する能力が有りません。
SDVは、確実にAI化され一度差がつくと追いつくのが非常に困難です。資金力、技術力、スピード感、すべてにおいてアメリカや中国と大きな差があります。
これからの日本車復権は、時の利益を失い復権は難しい可能性が高いと思います。テレビメーカーの様に中国企業に買収される事が生き残る唯一の道になる可能性もあります。
じゃぁ〜どうするの?・・日本にしか出来ない新しい価値に産業リソースを移すしか他に方法など無いのです。今の今アメリカではイーロン・マスクのDOGEの大改革でテスラは叩きまくられています。アメリカより何倍も非効率な日本こそDOGE的組織が必要なのです。
基礎体力が無ければ変わる事さえできません。これは人間も組織も会社もあらゆるモノに共通する原理原則です。日本人は真に優秀な人をバッシングする傾向がとても強いので・・心配ですね!
自分の利益が減っても相手を陥れようとする行為をスパイト(悪意、意地悪)行動と呼びますが日本人のスパイト傾向の強い人は63%、米国人12%、数値は調査により変化しますが、全ての調査で、スパイト特性は日本人がダントツ1位です。
その他多くの研究でも、この日本人ダントツ1位は皆同じです。“スパイト行動”はある種の同調圧力として機能し、日本では結果として平等な負担を実現するのです。よく“日本人は協調性が高い”といわれる元になっているのが、この日本人独特の高スパイト真理なのですね!・・そしてそれが日本人を支配する”変化を嫌い現状維持を第一とする空気感”となっているのですね!。
参考図書:加谷珪一『国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶』(幻冬舎新書)
今後のAIは2025年末より・・言葉を持つ様にアップデートされます。メチャクチャ便利になりますよ!しかし、AIはそれを使う人間の能力以上の価値を生み出す事が出来ない特性を持っている事も事実です。価値ある答え(ソリューション)をAIが出したとしても、それを理解出来ないレベルの低い人間には不快な答えとなり無視されてしまいます。
人間の経済的2極化が日本をはじめとする世界中で起きています。そしてAI時代にはAI格差、頭脳格差、スキル格差、健康格差、ハートフル格差・・等々・・あらゆる格差が極大化して行きそうですね!
貴方は・・AI時代をチャンとキャッチアップする意思と思考力が有るでしょうかね?お互いにAI活用を楽しみながら進めて参りましょう。