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#建築レポート
アフターメンテナンス
長く家に住み続けるために大事な点検・メンテナンス・保証。サンハウジングでは、新築後の1ヵ月と 10年後にアフターメンテナンス点検のご案内をし、点検に伺わせて頂いています。 1か月の点検では、主に住み始めて気付いたことはないかお聞きします。そして、10年後の点検では、42のチェック項目を元に点検させて頂きます。 実際にどんな点検をするのかご紹介します。
屋外
外壁・軒裏(塗装、シーリング):シーリングや外壁に劣化がみられないか点検します。外壁の塗装やシーリングの劣化は、 立地にも寄りますので、10年では傷んでない住宅もありますが、紫外線や風がダイレクトにあたるところは、比較的痛みが激しい所もあります。 住まいの劣化に影響を与えそうな状態の際には、外壁の塗替えをオススメしています。近年は30年メンテナンス不用の外壁を取り入れるお施主様が増えてきました。
基礎:モルタルの浮きやクラックがないか点検します。
樋:屋根面を流れる雨水を誘導し、住まいの腐食を防ぐ役割の雨樋のチェックは大切です。15年から30年は持つと言われていますが、 劣化や固定金具などを点検し、スムーズに雨が流れる状況になっていることを確認します。
屋根:屋根材によっては塗替えが必要ですので劣化状況を点検します。ドローンで点検するときもあります。
給湯器:漏水・固定金具を点検します。
ベランダ防水:ベランダのメンテナンスを怠ると雨漏り・事故の原因につながる可能性がありますので、床材、ドレン廻り、笠木のぐらつきなどを点検します。
屋内
床下(給排水管):お施主様からの聞き取りや床下点検口から水漏れなどないか点検します。クロス:コーク切れ・クラック・剥がれなどを中心に確認します。
建具:扉の開閉がスムーズか、建付・金具の歪みなどはないか点検します。
床(階段):床材によって点検内容が変わってきますが、主にゆがみ、軋みがないか点検します
最後にお施主様が気になっているところを聞いて確認させて頂いています。
10年経過して、お施主様が気付いていないような思わぬ経年劣化が見つかる時もあります。 10年のアフターメンテナンスは、特に困ってないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、長く安心して住み続けるためにぜひご活用ください。